インドネシア:EV市場強化 /汚職で12年間の懲役刑 / インドネシア海軍、カンボジアが被害を受けた石油強盗のタンカーを発見 / 交通省、インドネシア総合スポーツ競技大会に向けて428台のバスを調達

インドネシア PICKUPニュース　2021.09.01

著者：gramフェロー
公開日：2021年9月1日

インドネシアは2025年までに自国で製造される車の20％を電動またはハイブリッド車にするという目標を掲げている。配車サービスのアプリを運営するGojekは今年の初め、EC事業を行うTokopediaとの合併の発表とともに、2030年までに配車サービスを行う際の車やバイクの全てをEV車にすることを発表した。これは環境改善に向けてインドネシアが行っている計画の一つであり、EV車のグローバルサプライチェーンの主要国となることを目標にしている。団体や組織の評価基準の観点である環境、社会、およびコーポレートガバナンス（ESG）が重要となっている中、インドネシアでは今後さらにEV車市場が伸びていくことが考えられる。
ソース：Jakarta Globe
https://jakartaglobe.id/opinion/futureproof-industrial-sites-to-cater-to-the-rise-of-electric-trucks-in-indonesia

元官僚のジュリア・ピーター・バトゥバラ（49）が、​​政府が新型コロナウイルスの経済対策として実施した生活必需品の無料配布を行う企業から賄賂を受け取っていたことが分かった。バトゥバラには有罪判決が下り、12年間の懲役と1460万ルピーの返金が命じられた。もし返金が確認できなければ、懲役が2年上乗せされると言い渡された。バトゥバラは企業から30万円相当の必需品あたり1万円相当の手数料を受け取っていた。バトゥバラは去年の12月に汚職撲滅委員会（KPK）から拘留されており、ウィドド大統領からもわずか14ヶ月の任務の後に解雇されていた。
ソース：Jakarta Globe
https://jakartaglobe.id/news/former-minister-gets-12-years-imprisonment-for-pandemic-graft-scandal

インドネシア海軍は8月25日、カンボジアが指名手配していた30万バレルもの原油を載せたタンカーを発見したと発表した。海軍は、7月下旬にバハマ船籍のタンカーMTストロボロスをインドネシアのリアウ島で拘束した。タンカーの船長と18人のメンバー（国籍はバングラデシュ、インド、ミャンマー）も同じく拘束された。バングラデシュ人の船長はインドネシアの海域に許可なく停船したとみられ、法廷で有罪判決が言い渡されれば、一年間の懲役と最大2億ルピアの罰金が課される。
ソース：The Washington Post
https://www.washingtonpost.com/world/indonesian-navy-seizes-oil-tanker-wanted-in-cambodia/2021/08/25/b518d972-0598-11ec-b3c4-c462b1edcfc8_story.html　

インドネシアの交通省は、今年11月に開催予定の州対抗の総合スポーツ競技大会​​ペカン・オラフラガ・ナシオナル（PON）とそのパラ版（Peparnas)の運営支援をするため、428台のバスをパプア州に送った。水曜日にアンタラ通信社が発表した交通省のプレスリリースによると、428台のうち316台のバスを運ぶ船はジャヤプラ市の港に9月初旬に到着する予定。バスは選手や役員のインドネシアの州をまたぐ移動やジャヤプラ市内の移動に使われる予定だ。
ソース：Antara News
https://en.antaranews.com/news/185726/transportation-ministry-ships-428-buses-for-papuas-pon-peparnas