フィリピン:フィリピン移民局、入国を許可・禁止する指令を実施へ / 首都圏における警戒レベルシステムを10月15日まで延長 / ドゥテルテ大統領、政界引退を表明 「民意への追従」を理由に
フィリピン PICKUPニュース 2021.10.11
著者：gramフェロー
公開日：2021年10月11日
フィリピンの移民局（BI）は、新興感染症管理のための省庁間タスクフォース（IATF）が発行した、いわゆる「赤（レッド）、黄（イエロー）、緑（グリーン）」の国のリストを更新した指令を実施すると発表した。BIの長官によると、コロナウイルスのさらなる蔓延を阻止するための予防措置として、フィリピンへの入国を許可される国と禁止される国のリストが特定されている。そして、北大西洋に位置する英国領バミューダは、10月15日まで入国が許可されない「レッド」リストに入っている唯一の国である。一方、「イエロー」と「グリーン」の国からの旅行者は入国が許可されるが、7日間から10日間の検査と検疫手続きを受けることになる。しかし、一般的な旅行制限、特に観光客の入国については引き続き有効であるとしている。
ソース：Manila Bulletin
https://mb.com.ph/2021/10/01/bi-to-enforce-iatf-order-on-countries-allowed-barred-to-enter-ph/
政府のパンデミック対策本部は、コロナウイルス対応のための新警戒レベルシステムの首都圏での試験実施を10月15日まで延長したが、警戒レベル4（5段階の警戒レベルのうち、上から二番目）の制限を一部緩和することで合意した。9月30日（木）夜の声明で、ロケ大統領報道官は、新興感染症管理のための省庁間タスクフォース（IATF）が、新しいコロナウイルス対応戦略の試験運用を2021年10月15日まで延長することを決定したと述べた。ロケ氏によると、IATFは、COVID-19に対する完全な予防接種を受けている人を対象に、警戒レベル4の下で、屋内での食事、対面式宗教サービス、パーソナルケアなどの屋内サービスの稼働能力を20％に引き上げるという勧告を承認したという。IATFは当初、完全にワクチンを接種した人を対象とした屋内でのサービスについて、10％の座席数しか認めていなかった。しかし屋外での食事、宗教的なサービス、パーソナルケアについては、30％の収容率を維持する。
ソース：Manila Bulletin
https://mb.com.ph/2021/09/30/still-at-alert-level-4-pilot-run-of-alert-levels-covid-19-system-in-ncr-extended-until-oct-15/
ドゥテルテ大統領は、2022年の選挙で副大統領への立候補証明書（COC）を提出する代わりに、政界からの引退を表明し、国じゅうを驚かせた。彼は10月2日、国民全員の気持ちに従って引退を決断したと説明した。「フィリピン人の圧倒的な国民感情としては、私には資格がなく、法律や憲法の精神についての問題を回避することは憲法違反になるというものだ。だからこそ、何年も前に私を大統領の座に就かせてくれた国民の意思に従うために、私は今、あなた方の願いに従います」と述べた。ドゥテルテ大統領は以前、自分の計画を継続するため、また「国を愛する」という理由から副大統領に立候補すると述べていたが、それは憲法違反に当たると指摘されていた。
ソース：Manila Bulletin
https://mb.com.ph/2021/10/02/duterte-announces-retirement-from-politics-cites-obedience-to-peoples-will/
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