SDGs 17の目標をソーシャルリスニングで分かりやすく読み解く:Goal6安全な水とトイレを世界中に(Clean Water and Sanitation)

SDGs

2030年までに達成目標のSDGs 17の世界的目標をソーシャルリスニングをSNSでのどのようにつぶやかれているのかを分かりやすく読み解く。前回のSDGs1~5番の目標の分析に続き、今回は6番目の目標についての書き込みを見ていく。

6つ目の目標は、「安全な水とトイレを世界中に (Clean Water and Sanitation)」である。この目標6は、「すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する」のテーマのもと、8個のターゲットから構成されている。
SNSではどのようにつぶやかれているのだろうか?

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SNS時代のマーケティング施策「越境ソーシャルリスニング」解説まとめ

SDGs 17の目標をソーシャルリスニングで分かりやすく読み解く:Goal6 安全な水とトイレを世界中に(Clean Water and Sanitation)

著者:gram 福田 さやか 
公開日:2021年10月19日

SDGsのトータルメンションとユニークオーサー

2020年10月1日から2021年10月7日までの約1年間の書き込みは2,715件。目標1番は8,127件、2番の7,222件、3番12,000件、4番6,470件、5番7,472件だったので、これまでで最も少ない。ユニークオーサー(同じ人が書き込んでいるものを排除して何人総勢書き込んだか)は目標1番の4,311人、2番の4,794人、3番の5,691人、4番の1,767人、5番の3,528人と比べると1,082人でこちらも最も少ない。

書き込みの推移は以下の通り。

全体数が少ないからか、凸凹が大きい。100件を超えた地点の盛り上がりを見ていく。

山のきっかけは何か?

まず6月7日付近はこの「ANZEN漫才」のみやぞんの動画の模様。

7月12日付近はこちらのJ-WAVEの番組。

9月6日付近はこちら。

ワードクラウドで見てみる

傾向をワードクラウドで見ると以下である。

一番大きいワード「安全な水」を含む書き込みから目立つものを取り上げる。

まずは、みやぞんの動画とJ-Waveの番組のものがリーチが高いが、そのほかはやはりテレビ。

そして、イベント。

ほとんどがメディア関係の書き込みで、一般の人の書き込みはあまり見当たらない。
日本は世界でもきれいな水の豊富な国であり、また、トイレ整備も非常に進んでいるため、日本人があまり困っていないので関心が低いというのがあるのではないか。

次回以降、引き続き7つ目の目標以降もみていく。

ソーシャルリスニングとは?

「ソーシャル」を「リスニング」=傾聴する、ということ。
ソーシャルリスニングとは、ソーシャルメディア(SNS)などの投稿から情報を収集し、分析することで課題に役立てる、SNS時代の新しいマーケティング施策。これからの企業マーケターにとって絶対的スタンダードとなっていくマーケティング施策です。

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福田 さやか

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