SDGs 17の目標をソーシャルリスニングで分かりやすく読み解く:Goal3すべての人に健康と福祉を ( Good health and well-being )
2030年までに達成目標のSDGs 17の世界的目標をソーシャルリスニングをSNSでのどのようにつぶやかれているのかを分かりやすく読み解く。前回のSDGs1つ目、2つ目の目標の分析に続き、今回は3番目の目標についての書き込みを見ていく。
3つ目の目標は、「すべての人に健康と福祉を( Good health and well-being )」である。
SDGsとは?
2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標で、17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っている。
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SDGs 17の目標をソーシャルリスニングで分かりやすく読み解く:Goal3すべての人に健康と福祉を ( Good health and well-being )
著者:gram 福田 さやか
公開日:2021年9月2日
SDGsのトータルメンションとユニークオーサー
2020年8月1日から2021年8月26日までの約1年間の書き込みは12,000件で、目標1番の8,127件、2番の7,222件より多い。ユニークオーサー(同じ人が書き込んでいるものを排除して何人総勢書き込んだか)は5,691人目標1番の4,311人、2番の4,794人でより多いが、総書き込み数との比較としては少ないと言える。
書き込みの推移は以下の通り。
山のきっかけは何か?
特別大きな山が7月中旬に1つ、小さな山が5月下旬に1つある。
5月下旬の山はダウンタウンDXで取り上げられたものによる模様。
7月中旬の最も大きな山は、オリンピックにおけるお弁当の大量廃棄問題を契機にするものの模様。
ワードクラウドで見てみる
傾向をワードクラウドで見ると以下である。
一番大きいワード「健康と福祉」を含む書き込みから目立つものを取り上げる。
オリンピックに対するネガの文脈の書き込みが目に付く。
政府や国連、報道機関による書き込みには以下のようなものがある。
一方、別の角度からの書き込みも。
「健康と福祉」というのは広い概念のため、色々な角度からの書き込みがみられるのがこの目標の特徴かもしれない。
次回から、引き続き4つ目の目標以降についてもみていく。
ソーシャルリスニングとは?
「ソーシャル」を「リスニング」=傾聴する、ということ。
ソーシャルリスニングとは、ソーシャルメディア(SNS)などの投稿から情報を収集し、分析することで課題に役立てる、SNS時代の新しいマーケティング施策。これからの企業マーケターにとって絶対的スタンダードとなっていくマーケティング施策です。