SDGs 17の目標をソーシャルリスニングで分かりやすく読み解く:Goal4質の高い教育をみんなに ( Quality Education )

SDGs

2030年までに達成目標のSDGs 17の世界的目標をソーシャルリスニングをSNSでのどのようにつぶやかれているのかを分かりやすく読み解く。

前回のSDGs1~3番の目標の分析に続き、今回は4番目の目標についての書き込みを見ていく。
4つ目の目標は、「質の高い教育をみんなに(Quality Education)」である。

SDGsとは?
2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標で、17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っている。

【関連記事】
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SNS時代のマーケティング施策「越境ソーシャルリスニング」解説まとめ

SDGs 17の目標をソーシャルリスニングで分かりやすく読み解く:Goal4 質の高い教育をみんなに ( Quality Education )

著者:gram 福田 さやか 
公開日:2021年9月16日

SDGsのトータルメンションとユニークオーサー

2020年9月1日から2021年9月10日までの約1年間の書き込みは6,470件で、目標1番の8,127件、2番の7,222件、3番の12,000件と比べ最も低い。ユニークオーサー(同じ人が書き込んでいるものを排除して何人総勢書き込んだか)は1,767人で、目標1番の4,311人、2番の4,794人、3番の5,691人と比べてやはり最も少ない。

書き込みの推移は以下の通り。

かなり凸凹していて、多い地点というのが測りにくい。150件を超える書き込みがあったところで出っ張っているところを見ていく。

山のきっかけは何か?

3月下旬の山はJ-Waveで取り上げられたものによる模様。

7月中旬の山は、NHK-BSで取り上げられたことによるもののよう。

9月の高い山は以下のツイートがバズったことによるもの。

ワードクラウドで見てみる

傾向をワードクラウドで見ると以下である。

一番大きいワード「教育」を含む書き込みから目立つものを取り上げる。

まずは、日本の国民の民度についての書き込み。

そして、政治家による子供たちへの支援を呼びかける書き込み。

SDGsそのものに対する疑問の声。

教育現場がひどい環境であることを伝える書き込み。

教育というものは、人づくりである一方、人の考え方などを形作るものだけに、色々な意見があるのかもしれない。

次回以降、引き続き5つ目の目標以降もみていく。

ソーシャルリスニングとは?

「ソーシャル」を「リスニング」=傾聴する、ということ。
ソーシャルリスニングとは、ソーシャルメディア(SNS)などの投稿から情報を収集し、分析することで課題に役立てる、SNS時代の新しいマーケティング施策。これからの企業マーケターにとって絶対的スタンダードとなっていくマーケティング施策です。

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福田 さやか

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