フィリピン:フィリピンとニュージーランド、海事・健康・貿易分野での関係強化に合意 / フィリピンと米国、パンデミック発生後初の二国間戦略対話を開催 / フィリピンと英国、健康、AI、宇宙技術に関する科学技術関係の協力を強化
フィリピン PICKUPニュース 2021.11.22
著者：gramフェロー
公開日：2021年11月22日
フィリピンとニュージーランドは、コロナウイルスが大流行する中、海洋安全保障協力や保健・貿易などの分野での協力関係を強化することで合意した。双方は、11月4日にフィリピンが主催した第6回フィリピン・ニュージーランド外務省協議（FMC）において、防衛・安全保障、保健、貿易・投資、開発協力、人的交流、文化交流などの分野を中心に、「フィリピン・ニュージーランド二国間協力の幅と深さが増している」ことを確認した。外務省によると、両国は新型コロナウイルスが流行する中、相互支援と連帯を確認し、ASEAN-ニュージーランド対話メカニズムにおける継続的な協力、ASEAN-オーストラリア-ニュージーランド自由貿易協定の強化に向けた現在の交渉、ニュージーランドによるAPEC経済首脳会議の開催および議長国を務めることなどが強調された。
ソース：Manila Bulletin
https://mb.com.ph/2021/11/10/ph-new-zealand-agree-to-boost-ties-in-maritime-health-trade/
米国とフィリピンが11月15日から16日にかけて、ワシントンD.C.で第9回二国間戦略対話（BSD）を開催すると在フィリピン米国大使館が発表した。BSDは、直接対話とオンラインの両方で実施され、新型コロナウイルスが流行しているなか、初めて開催される。「2011年1月以来、BSDは、米国とフィリピンの間の防衛、経済、法の支配、地域外交に関する協力について話し合うために、上級指導者を集めてきました」と大使館は11月12日（金）の声明で述べている。直近のBSDは2019年7月15日～16日にマニラで開催され、ワシントンD.C.で開催された最後のBSDは、2017年11月に行われた。
ソース：Manila Bulletin
https://mb.com.ph/2021/11/13/ph-us-to-hold-first-bilateral-strategic-dialogue-since-start-of-covid-pandemic/
フィリピンと英国は、健康、人工知能、宇宙技術、工学的生物学などの分野で、両国の科学技術パートナーシップを強化する方法について取り組んできた。科学技術省長官はフィリピン英国大使との会談の中で、二国間の取り組みやフィリピンの科学技術プログラムへの英国の強力な支援に感謝の意を表した。そして、特に健康、気候変動、人工知能、工学的生物学、5G、デジタルトレード、スタートアップ／スピンオフ、宇宙技術、高等教育に関する科学技術協力の強化についても議論したと述べている。両者はまた、第1回フィリピン-英国科学技術合同委員会（JCMST）の開催の可能性についても「検討した」と述べた。その他、新型コロナウイルスに対するフィリピンの戦いにおいて英国政府が果たした重要な役割についても言及し、「英国政府は、ワクチンの全国展開においてフィリピン政府の重要なパートナーです」と述べている。
ソース：Manila Bulletin
https://mb.com.ph/2021/11/14/ph-uk-to-strengthen-st-ties-on-health-ai-space-technology/
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