アントワープに日本のお菓子店Akibaオープン!缶酎ハイも入手可能!

ベルギー

ベルギー第2の都市アントワープに、日本のお菓子やグッズを扱うお店「アキバ」がオープンしました。店内には、UFOキャッチャーやガチャガチャなど、日本らしいアイテムが揃っています。中でも、日本ではコンビニエンスストアやスーパーマーケットで簡単に手に入る缶酎ハイは、ベルギーでは珍しく、多くの人が訪れています。缶酎ハイは、世界のRTD(Ready to Drink)市場が拡大する中、今後ヨーロッパでも人気が高まる可能性があります。

日本でお馴染みの「缶酎ハイ」ここベルギーでも商品を発見!

著者:ベルギーgram fellow 仲真アン
公開日:2023年4月12日

日本のお菓子やグッズ扱うお店

ベルギー第2の都市アントワープに、国内6店舗目の日本のお菓子などを扱うお店「Akiba」が、この3月に新しくオープンした。同市内2店舗目となる。

(参考文献:Akiba – Je favoriete snoep-, otaku- & mangashop – Akiba https://www.akiba.be/nl/

(参考文献:Het paradijs voor de geek is mainstream geworden: zesde vestiging van Akiba opent zaterdag in Antwerpse Jezusstraat
https://headtopics.com/be/het-paradijs-voor-de-geek-is-mainstream-geworden-zesde-vestiging-van-akiba-opent-zaterdag-in-antwer-37196848

店内にあるあれ…

店内には、日本のゲームセンターでよく目にしていた「UFOキャッチャー」が1回2ユーロ(約300円)。

決して取れそうにないアームの緩さが写真からも伝わるであろうが、気が付くとアームを操り景品を手に入れようと必死になっている・・・筆者もその1人になっている。

そしてなんと、ガチャガチャまで備えられている。

ターゲットはアニメ好き、アニメキャラクターを求める客層のように見える。

ここでしか手に入らない、あれ

日本製品をベルギーで買うとなれば、どんなに欲しくなってもやはり値段が気になる。

こちらのメロンソーダは1本2.5ユーロ(約375円)。円安である今なのだから、日本円に換算する癖をやめたいくらいだ。

そんな中、筆者までを虜にした”あれ”がこの店舗にあった。

サントリーとキリンの商品「缶酎ハイ」だ。

なんとも嬉しいセール

缶酎ハイ1本4ユーロ(約600円)。

日本ではコンビニエンスストアやスーパーマーケットに、当たり前のように飲料コーナーに陳列されているが、ここベルギーではこの店舗のみが扱っている。

ビールが有名なベルギーだが、やはりたまに飲みたくなるこの味。手に取らないわけには行かず、筆者は気づけば購入していた。

そしてなんと、2本買うと1本おまけというなんとも嬉しいセールをやっていた。

缶酎ハイをヨーロッパで浸透させるには

世界のRTD(「Ready to Drink」の略語。そのまますぐ飲める缶チューハイや缶カクテル、ハイボール缶などのアルコール飲料)市場は数年前から平均で毎年約20%ずつ成長を続けており、2030年には市場規模が2倍以上に達するものと期待されている。

瓶で提供されることが多いベルギービールだが、手軽に飲める缶ビールもいくつかある。

銘柄に合わせたビールグラスで瓶から注いで飲むビール。天気の良い日にテラス席で飲むワイン。

缶酎ハイに注目を浴びさせるとなると、特別感を演出する必要があるように思える。

(参考文献:PROJECT STORY 目指すはRTDのグローバルトップ・カンパニー https://www.suntory.co.jp/recruit/fresh/project/rtd/

まとめ

異国で見つけてなんだか心懐かしく手に取ってしまった「酎ハイ」。そしてなんとその酎ハイが世界的に進出を始めているではないか。

日本=抹茶というように、日本を連想させる食べ物やお菓子はやはり人気度が高い。日本ならではのアルコール飲料として認知度を高めるには何が必要か。

今後の商品開発に目を向け、遠く離れたこの土地からその進化を楽しみにしたいものだ。

関連記事一覧