マレーシアで家探しをする方法 その1

マレーシア

ようやく海外から多くの人々がマレーシアを訪れるようになりました。

近年はマレーシアに移住する日本人が増えています。

テレビでも何度も取り上げられて興味を持つ人が増え、リタイア後住みたい国ランキングで14年連続1位に輝いています。

移住するにあたりいろいろと必要な事はありますが、その中でも住宅の確保はビザと併せて最重要項目となります。

この記事では、家探しの方法、注意点等をまとめていますので、駐在予定の方や移住希望の方はぜひ参考にしてください。

マレーシアで家探しをする方法 その1  

   著者:マレーシアgramフェロー Malay Dragon
公開日:2024年1月26日

自分で家探しをする方法

私はクアラルンプールに来て12年ちょっと経ちますが、自分で家を探して住んでいます。

これまでの家探しと引越し経験を元に、マレーシアでの賃貸物件探しに役立つ情報をお伝えしたいと思います。

1.自分で家を探す
まずは、自分で家を探す方法です。

私は友人や知人の紹介で物件を探しました。駐在員の方は会社が用意した部屋が多いかと思いますが、セカンドホームで移住される方は、この方法は難しさはありますが、ワクワク感があります。

マレーシアは日本とは比べものにならないくらい人脈優先の社会です。特に中国系の方はつながりが幅広く、いい物件に巡り合える確率は高いです。

私も中国系の知人の紹介で物件を探し、あまり日本人が住んでいないエリアですがずっと住んでいます。

2.ネットで探す
日本でも最近はネットを使って物件探しすることが多いので、一番慣れた方法かと思います。

マレーシアでもいくつか物件探しをするのに最適なサイトがあるので、英語ですがゆっくりと時間をかけて検討するのもいいと思います。

3.足で探す
住宅街を歩いていると、窓に「For Rent 」あるいは「To Let 」(マレーシアはイギリス英語なので正式にはこちら)と書かれている部屋をよく見かけます。「賃貸物件」のサインです。

その下に必ず連絡先(携帯番号)が書いてありますので、気になる物件があったら連絡して内覧させてもらうのもひとつです。若干ハードルは高いかもしれませんが、間違いなく楽しい機会になるでしょう。

業者の紹介

もっとも一般的で安心できるのは、マレーシアの業者さんにお願いする方法です。

現地のエージェントにお願いするか、日系の業者に依頼をするか、という選択肢になりますが、安心感とアフターケア等を含めた満足度を考えると、やはり日系の業者にお願いするのが良いと感じます。日本とマレーシアとの違いを熟知していて、自分の要求したいことを気兼ねなく依頼できる業者を見つけるのがとても重要です。

日本語でコミュニケーションでき、交渉をしっかりと任せられる日系業者がやはり安心です。

また、物件を内覧した際に「ここはちょっと…」という部分が必ず出てきます。自分で交渉するのは気後れしますがそんな対応に業者の方は慣れているので、その面でも苦労は少ないです。

日本では味わえない物件

標準的なマレーシアのコンドミニアムは、100㎡を超える広さの物件は当たり前で、共用施設として、プールやジム、バドミントンコートなどが付いてきます。東京で同様の物件に住むことを考えれば、半分から1/3程度のコストで住むことが可能です。

せっかくのマレーシア生活です。しっかりとじっくりと、妥協点は高めに設定して、自分に合った住まいを探したいですね。

Malay Dragon

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マレーシア・シンガポール在住のgramフェロー 経済上から時事ネタ、現地のマナーまで幅広く執筆。

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