台湾(Taiwan)

台湾

概要

1945年まで台湾を統治していた日本の第二次世界大戦敗戦とともに中華民国の施政下に編入され、中国の一地方となったが、1950年中国国民党の国共内戦の敗北にともない、中央政府(台湾国民政府)が中国大陸より移転。事実上の本土となった。
20世紀後半の急速な経済成長及び工業化を経て、2018年にはGDPが589.4(10億ドル)に達し、一人当たりの名目GDPも24,971ドルとなり、そのハイテク産業は世界経済においても重要な役割を担っている。世界の情報通信技術(ICT)産業ではトップの役割を果たすと同時に、コンシューマー向け商品の主要なサプライヤーでもある。世界の人工知能(AI)開発競争の中、研究開発(R&D)拠点としても急浮上している。
ドイツの保険大手アリアンツが発表した世界各国の富裕度に関する2019年の報告で、台湾は世界53カ国・地域中、世界4位に入り(昨年の世界7位から3つ順位上昇した)、アジアではシンガポール(世界3位、10万370ユーロ)に次いで2番目に高い順位となった。台湾の一人当たりの純金融資産は9万7850ユーロ。
統治国であった日本とは歴史的に関係が深く、地理的に近く自由主義陣営の国家であり、貿易を始めとした経済的交流が強い。言論・報道の自由、医療、公教育、経済的自由、男女平等、人間開発の観点から上位にランクインしている。
アジアで唯一同性婚が法的に認められている国である(2019年5月より)。2019年の合計特殊出生率は1.28であり、人口は2020年を境に減少し2050年代に2000万人を切ると見られている。少子化対策として教育と保育サービスの拡大、育児手当の拡大などを進める。2018年には海外からの労働人口の流入増を図ることを目的とした「新経済移民法」の政府原案を閣議決定し、少子高齢化の加速で労働人口が将来的に減少すると予測される中で、外国人や海外で生まれそのまま居住する台湾人(僑外生)の人材誘致を進めている。

国名 台湾(Taiwan)
首都 台北市
人口 2,360万人(2019年9末、内政統計月報)
国土面積 36,197 km2(JETRO)
通貨 ニュー台湾ドル(TWD)1TWD = 3.61円(2020年6月、OANDA)
言語 中国語(公用語)、閩南語(台湾語)、客家語(JETRO)
識字率 98.5%(2016年度、knoema)
宗教 仏教 35.3%、道教 33.2%、キリスト教 3.9%、民俗宗教(儒教含む)約10%、無宗教または特定の宗教なし18.2%(2005年推定、アメリカ中央情報局)
時差 UTC +8 (日本より1時間遅れている)
GDP 5,894(億USドル/2018年、IMF)
GDP成長率 2.6%(2018年、行政院主計総処)
1人あたりの名目GDP 24,971(USドル/2018年、IMF)
最低賃金 月給 23,800 TWD(85,307.39円) / 時給 158 TWD(566.33円)(2020年1月)
日系企業進出数(拠点数)・在留邦人

1,179・21,054人(2017年、外務省)

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