カンボジア(Cambodia)

カンボジア
概要
カンボジア王国、通称カンボジア。東南アジアの立憲君主制国家で、首都はプノンペン。1970年にカンボジア王国が倒れてから勃発したカンボジア内戦を経て、1993年に誕生。国民の90%以上がクメール語(カンボジア語)を話し、仏教(上座部仏教)を信仰するクメール人(カンボジア人)。
GDPは245億ドル(2018年推計値)で、一人当たりの名目GDPは1,509ドルと低く(2018年推計値)、2011年時点では1日2ドル未満で生活する貧困層は人口の半数を超えていた(アジア開発銀行)。国連による後発開発途上国に位置付けられている。
カンボジアの主な産業は農業(主にコメ)であるが、労働生産性の低さから、国内需要を満たす生産量に過ぎない。近年では観光が成長しており、外国からの投資も増加している。しかしながら、2018年の世界経済フォーラムによる「世界競争力報告」によると、カンボジアは世界で5番目に腐敗している国と認定されている。
国名 | カンボジア王国 (Kingdom of Cambodia) |
首都 | プノンペン |
人口 | 1,530万人(2019年、カンボジア計画省統計局) |
国土面積 | 181,035㎢(JETRO) |
通貨 | リエル(KHR) 1KHR=0.026 円(2020年7月) |
言語 | クメール語97.05%、ほかに少数民族言語2.26%、ベトナム語0.42%等(2018年、カンボジア計画省統計局) |
識字率 | 80.53%(2015年、knoema) |
宗教 | クメール族 97.6%、チャム族 1.2%、中国系 0.1%、ベトナム系 0.1%、その他0.9% (2013年推計、アメリカ中央情報局) |
時差 | UTC +7(日本より2時間遅れている) |
GDP | 245(億USドル / 2018年推計値、IMF・WEO) |
GDP成長率 | 7.25 %(2018年推計値、IMF・WEO) |
1人あたりの名目GDP | 1,509(USドル / 2018年推計値、IMF・WEO) |
最低賃金 | 月給 190 USD(2624.93円 / 2020年、プノンペン・ポスト) |
日系企業進出数(拠点数)・在留邦人 |
200(カンボジア日本人商工会正会員/2020年6月)・3,934人(2019年、外務省) |