タイ(Thai)

タイ

概要

タイ王国は、バンコクを首都とする東南アジアの立憲君主制国家。国民の大多数がタイ族であり、94.6%が仏教徒である。2018年の名目GDPは487.24(10億ドル)で、東南アジアではインドネシアに次ぐ経済規模。また、一人あたりのGDPも隣国カンボジア、ラオス、ミャンマーよりはるかに高い。しかし国民間の経済格差は大きいとされている。
1960年第ごろより政府は貧困の撲滅に注力しはじめ、特に教育分野では1970年代初め頃から大幅な改善が見られ、識字率もknoemaによれば2018年時点で93.77%と、アジアの中でも高いレベルである。その結果、1980年代以降、高い教育水準と安い賃金、中流階級の増大による国内市場の拡大に着申した外国企業の向上進出が目立ち始め、ASEAN諸国内への輸出拠点としても活用されている。とりわけ、自動車産業に関しては、アジアのデトロイトと言われ、生産拠点が集中している。また、観光やサービス産業もGDPに大きく寄与している。最近は、日系企業の飲食チェーン店の進出も目立っている。
タイにとって、日本は最大の貿易額・投資額・援助額をもっている交易国である。1997年からのアジア通貨危機により経済は一時的に停滞、しかしその後はスピード回復を見せ、日本企業や中国企業の進出も増え、現在では再び高い経済成長率を維持。東南アジアにおける代表的な工業国としての立場を保っている。ところが2006年ごろから国内の政治的対立が激化するようになり、クーデターが発生するなど政情不安が続いている。
近年、洪水やサイクロンなど大きな自然災害も続出している。また、首都バンコクの交通滞は世界の渋滞都市ランキングでワースト1になったこともあるほど悪名高い。車の所有台数の急増、交通量に対し道路網が未発達であることなどが挙げられる。渋滞をすり抜けて走るバイクタクシーも有名。

国名 タイ王国(Kingdom of Thailand)
首都 バンコク
人口 6,765万人(2017年、IMF)
国土面積 約51万3,115 ㎢(JETRO)
通貨 バーツ(THB)1THB = 3.43円(2020年6月、OANDA)
言語 タイ語
識字率 93.77%(2018年度、knoema)
宗教 仏教 94.6%、イスラム教 4.3%、キリスト教1%、その他(2015年、アメリカ中央情報局)
時差 UTC +7(日本より2時間遅れている)
GDP 487.24(10億USドル/2018年、IMF)
GDP成長率 2.4%(2019年、タイ国家経済社会開発庁)
1人あたりの名目GDP 6,992(USドル/2018年、IMF)
最低賃金 日額 331THB(1,136.01円)(2019年、Trading Economics)
日系企業進出数(拠点数)・在留邦人

1,772(バンコク日本人商工会議所会員数、2019年4月1日現在)・72,754人 (2017年10月、外務省)

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