ソーシャルリスニング Trend Word:ゼレンスキー・Zelenskyy
「ソーシャル」を「リスニング」=傾聴する、ということ。
ロシアの軍事侵攻に屈することなく、積極的にSNSで国民に語りかけ、戦時下での指導者として注目をあびるウクライナ大統領「ゼレンスキー・Zelenskyy」が世界のTwitterでどのようにつぶやかれ、捉えられているかを調査しました。
ソーシャルリスニングは、SNSでの呟きを収集し、分析することでトレンドを事前にキャッチし行動を予想することがます。また地域ごとに収集し、分析することで、容易に比較し、傾向を知ることもできます。
前回、行った「プーチン 」の調査では、否定的な呟きがとても多かったですが、今回の「ゼレンスキー」は世界のTwitterではどう呟かれているのでしょうか?
今回のTrend Wordは「ゼレンスキー・Zelenskyy」
著者:gram
公開日:2022年3月1日
「ゼレンスキー・Zelenskyy」のツイートからみる傾向
日本
・国境警備隊の玉砕について語るもの
・国連の機能不全を指摘するもの
・ゼレンスキー大統領ら閣僚が首都キエフにとどまっていることをアピールするもの
・ウクライナ人によるツイート
・9条の効果について揶揄するもの
・ゼレンスキー大統領のコメディアン時代の話題など、ゼレンスキー大統領自身の話題だけでなく、周辺の話題が多い。
海外:
・ゼレンスキー大統領は世界に名だたるリーダーであるという書き込み
・アメリカのゼレンスキー大統領の亡命に対する申し出を断ったという話
・民主的に選ばれたゼレンスキー大統領の祖父がナチと戦っていたという話
・ゼレンスキー大統領は自分が偶像となりたくないと語っていたとするもの
・良い仕事をこれまでのところしているという評価
・ゼレンスキー大統領がキエフには残っているが場所を明らかにしないと宣言したことについて
・ペンス元副大統領がゼレンスキー大統領とともにあるとしたツイート
など、ゼレンスキー大統領を評価する書き込みが多い。
書き込み数・書き込んだ人の数(Key Insights)
・トータルメンション:ゼレンスキー・Zelenskyyについての書き込み数
・ユニークオーサー:ゼレンスキー・Zelenskyyについて書き込んだ人の数
解説: トータルメンション409K(40.9万)に対しユニークオーサー135K(13.5万人)。1人が複数回つぶやいていることがわかる
解説:英語でのトータルメンション 1M(100万)に対しユニークオーサー209K(20.9万人)。英語圏でも1人が複数回、書き込んでいることがわかる
山のきっかけになった話題は?
日本語 Volume Over Time
①
②
英語圏で山のきっかけになった話題は?
①
②
ポジティブ・ネガティブの割合(Sentiment)
日本語:ネガティブよりポジティブがや約3倍多い
英語:日本とは違いポジティブよりネガティブが圧倒的に多い
関連ワード (Word Cloud)
日本語「ゼレンスキー」の関連ワード
英語「Zelenskyy」の関連ワード
ソーシャルリスニングとは?
「ソーシャル」を「リスニング」=傾聴する、ということ。
企業マーケターにとって絶対的スタンダードとなっていくマーケティング施策「ソーシャルリスニング」。
SL TrendWordでは、1つのワードをソーシャルリスニングを使い分析します。