香港・中国 : 中国、独占禁止など重要領域で法整備を推進 医薬品など公益関連も対象 / 中信証券:中国の新エネルギー車販売台数が300万台を突破と予想/ 香港の大手航空会社キャセイパシフィック航空、半期損失額が減少
香港 ・中国 PICK UPニュース 2021.8.13
著者:Adrian Poon
公開日:2021年8月13日
2021年8月12日
中国共産党中央国務院は、国家安全、技術革新、反独占などの重要領域に対し、健全な法制度の成立が必要と発表した。また、食品や医薬品、教育など公益関連領域に対しても執行力を強化する。さらに、公衆衛生、文化・教育、バイオセーフティー、環境保護、リスク管理などの領域の法制度を強化するほか、デジタル経済やIT金融、人工知能、ビックデータ、クラウド・コンピューティング などに対する法制度を確立する。
2021年8月12日
中信証券の研究レポートによると、中国の7月の自動車販売台数は先月比7.5%減の186.4万台、乗用車の販売台数は同1.1%減(前年同期比7%減)の155.1万台となり、自動車用半導体不足により市場予想に届かなかった。商用車の販売台数は予想通り、先月比30%減、前年同期比30.2%減となり、第3四半期の販売台数はさらに下落する予想だが、第4四半期は回復すると見られる。一方、新エネルギー自動車の販売台数は歴史的記録を更新し、今年の販売台数は300万台を突破する予想。
2021年8月11日
キャセイパシフィック航空が上期業績を発表し、損失は前年同期の98.65億香港ドル(約1,400億円)から75.65億香港ドル(約1,074億円)に縮小した。同社では今年第4四半期に旅客輸送量がコロナ前の30%程度に回復、下期の貨物輸送量は依然として堅調となる予想である。資金管理については、毎月の資金使用額を10億香港ドル(約141億円)以下に維持したいとしている。コロナの影響で、旅客輸送の収益は前年同期比92.8%減の7.45億香港ドル、旅客輸送量は同96.4%減の15.7万人、1日平均86人となった。貨物輸送の収益は同0.6%減の111.12億香港ドル。コストについて、原油の使用量が同50.2%減の26.82億香港ドルとなったが、原油価格のヘッジ収益が6.25億香港ドル、同15.99億香港ドルだったのに対して、原油コストは同68.41%減となった。
<参考元>
http://www.etnet.com.hk/www/tc/news/categorized_news_detail.php?newsid=ETN310812751&page=1&category=editorchoice
http://www.etnet.com.hk/www/tc/news/categorized_news_detail.php?newsid=ETN310812861&page=1&category=china
http://www.etnet.com.hk/www/tc/news/topic_news_detail.php?category=financenews&newsid=16443