2022年台湾ワクチン最新事情と体験レポート

コロナ時代

台湾におけるワクチンの事情は日本とは大きく違うものがある。そしてコロナ禍を体感した台湾から日本への熱い感謝の気持ちを受け取る経験などもした。
今回は、台湾におけるワクチン最新事情(2022年2月)について自分の実体験を交えつつご紹介していく。

2022年台湾ワクチン最新事情と体験レポート

   著者:台湾gramフェロー 今田 知佳
公開日:2022年2月24日

去年までの台湾ワクチン事情

日本と異なる台湾のワクチン事情。私が台湾へ来てからもうすぐ2年が経過するが、今年に入って初めてワクチンを打つ機会をいただくことになった。

台湾はコロナパンデミック初期の頃、コロナを封じ込めた国として各国でも話題になった。
しかし、その後は台湾人の国際線パイロットの隔離日数が少ないという影響もあったのか、市中感染が拡がり、台湾国内は一気に緊張感高まる事態となっていった。

台湾は日本と比べるとワクチンの入手が非常に難しい、ということを台湾国内にいて痛感した。そんな非常事態の中で、いち早くワクチン提供をしてくれたのは日本だった。
日本のその行動は、当時国内でニュースになりSNSでも話題に上がった。私自身もしばらくの間、台湾人から日本への感謝を述べられる機会が多かったのを今でも覚えている。

その後アメリカからもワクチンの提供があったが、台湾の人口に対して少なすぎるワクチンの数だった為、国民に渡るまでには時間がかかった。

台湾でのワクチン接種の実体験

先月、台湾に滞在する外国人へ向けて、ワクチン提供を強化する活動の内容が報道された。そのニュースを受けて、台湾の友人が私の住む町の衛生局へ接種予約をしてくれた。

当日は、パスポートを持参して指定の時間・場所へと向かった。
町医者のような小さなサイズの建物に、医者1名、看護師数名とその他スタッフが3名ほど。その空間には、ワクチン接種を待つ人がおよそ20〜30人程度、椅子に座って待機していた。
到着してパスポートを提示すると、スタッフさんが英語で対応してくれた。黄色いカードを受け取り、1枚の書類にパスポートナンバー・名前・電話番号・住所を記入した。およそ15分後に呼ばれて、接種はスムーズに終了した。
終了後に、黄色いカードにワクチンの種類・日付入りのスタンプ・医師の名前のスタンプ等が押され、4週間後にまたここへ来るように指示された。今月末に2回目の接種を予定している。

私が滞在する小規模地域の中でもワクチンを打てる場所が数箇所設けられていて、家の近くでワクチンが打てるように振り分けられている。

現在の台湾ワクチンの種類とは

去年まではワクチン確保の状況が非常に厳しかった台湾だが、現在は以前よりも輸入が進んでいるとのこと。
現在のワクチンの種類は、ファイザーとモデルナがメインである。
また、台湾国内でもワクチン開発が進んでいるとの情報もある。だが、現状では台湾国産のワクチンへの信頼度は低い、との声が台湾人から多々聞こえてくる。

最後に

今回の経験から、滞在している国によって医療状況や外国との政治の問題で命の危険にさらされるリスクが異なることを実感した。
その一方で、状況が整ったらすぐに外国人へのスムーズな対応を取ってくれる台湾政府に心からの感謝も感じた。
また、コロナ禍での日本から台湾へのワクチン提供は、台湾という国、そして国民へ大きな影響を与えたと実感している。

 

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