米国発カリフラワー生地のピザ!?グルテンフリー業界の未来が熱い

アメリカ

アメリカには麦代替商品がいろいろあります。大豆、米粉、タピオカ粉、そしてカリフラワー。日本の麦代替商品はだいたい米粉メインやおからパウダーメインで、ボソボソしたり、味に変化がなかったり、食感があまりよくなかったり。今回、米国の普通のスーパーで、しかも冷凍食品という誰もが簡単に手にして食べられる形の、米粉メインではないグルテンフリー商品を見つけました。カリフラワー生地のピザです!

今回は、この「カリフラワー生地のピザ」についてレポートしていきます。


カリフラワー生地のピザ!?グルテンフリー業界の未来が熱い!!

   著者:シアトルgram fellow 土師 恵
公開日:2022年2月10日

目印は、グルテンフリーマーク

筆者は2、3年前まで日本で暮らしていましたが、当時グルテンフリーの食品を徐々に目にしていました。今の日本ではいかがでしょうか?

これが、アメリカのスーパーで見つけた、カリフラワー生地のピザのパッケージです。
下記の写真の右下にGFとありますが、これがグルテンフリーの目印です。
グルテンフリー食品とは、 小麦、 大麦、 ライ麦などの穀物に含まれるタンパク質「グルテン」を含まない食品のことです。

麦製品の中に含まれるグルテンは、人によってはアレルゲンの様に働いたり、小腸の炎症からくるセリアック病を引き起こしたり、身体のパフォーマンスが落ちたりする原因になる事があると言われています。
筆者も、パンばかり食べていた時には確かにお腹が張る感じがあったり、身体にダルさを感じたり、言われてみればそうかも?ということがありました。ただ、日本の麦代替商品はだいたい米粉やおからパウダーメインで、ボソボソしたり、味に変化がなかったり、食感があんまりよくなかったり、ものによっては生地を膨らます為の重曹の味が苦かったり。筆者が日本にいた時も、グルテンフリー?また米粉でしょ?と少し飽きておりました。

ピザの中身は?

箱の中には、日本のデリバリーピザでいうところのMサイズ(直径25cmくらい)のピザが2枚入っています。四分の一を1人前として8人分のピザの様です。
1枚で920kcalです。

箱の裏側を見てみますと、
1箱当たり8人前サイズ、ピザ四分の一(126g)=1人前当たり:
カロリー 230kcal
総脂肪8g 10%*
 飽和脂肪5g 25%*
 トランス脂肪酸 0g
コレステロール25mg 8%*
ナトリウム570mg 25%*
炭水化物27g 10%*
 食物繊維2g 7%*
 総糖類 5g
 1gの果糖 2%*
タンパク質 12g
ビタミンD 0mca 0%*
カルシウム 319mg 25%*
鉄1mg 6%*
カリウム72mg 2%*
(*=1日当たり推奨摂取カロリー2,000カロリーに占める割合)

アレルゲン情報: 牛乳

カリフラワーを使ったピザ生地(カリフラワー、低水分全乳モッツァレラチーズ、米粉、タピオカ澱粉、水、卵白、改質米澱粉、砂糖、酵母、塩)に人工成長ホルモンを使っていないモッツァレラチーズとパプリカやズッキーニをトッピングした薄いクラフトピザです。

健康志向、麦アレルギーの方に人気

ということで、全体のカロリーは920kcal、1食分は230kcalとなり、日本の某デリバリーピザ店のMサイズは1130〜1829kcalなので、カロリーは比較的低めな様です。ダイエットをしたい。でもピザを食べたい、という方に良いかもしれません。
ただ、筆者の感想としては、非常においしくて薄いクリスピーピザなので、1人分の四分の一枚では止まりません。実は1枚まるごと食べてしまいました。

この商品は乳製品を含んでいます。
ヴィーガンの方は動物性食品、つまり肉、卵、乳製品、ハチミツなど動物由来のものを口にしません。
ベジタリアンの方は野菜しか食べないイメージですが、卵を食べるベジタリアン、牛乳を飲むベジタリアン、魚介は食べるベジタリアンなど色々なベジタリアンの種類があります。
これを踏まえると、どうやらヴィーガンの方や牛乳を飲まないタイプのベジタリアンの方向けの商品ではなさそうです。
また、トランス脂肪酸がゼロです。アメリカではトランス脂肪酸の使用は2018年から2021年を目処に段階的に禁止しています。なぜならばトランス脂肪酸の摂取量が多いと、血液中の悪玉コレステロールが増加しやすくなり、心血管系疾患のリスクを高めてしまうことが明らかになっているからです。
2枚で約$13というリーズナブルな冷凍食品であるこの商品でも勿論、トランス脂肪酸の表記は0でした。

また、箱の裏にも書いてあるのですが、カリフラワーや野菜からのビタミンCとビタミンKが手軽にとれるということです。

一般的にグルテンフリー商品は低コレステロールで消化器系を整える効果があると言われています。
健康志向の高い方、もしくは麦アレルギーの方でも安心して食べられたり、楽しい食卓の時間をご家族やお友達と過ごす為の麦の代替商品として人気です。

まとめ

今回はグルテンフリー製品としてカリフラワーのクリスピーピザをいただきました。麦の代替製品という窮屈な感じでもなく、ダイエットのために我慢してという感じも全くなく、大変おいしかったです。

健康志向の高い大人の方や麦アレルギーのお子さんをもつご家庭になど、グルテンフリー製品には需要が沢山あります。これらの理由もあり、グルテンフリー製品の市場規模は2019年に43億ドルと評価され、2027年までに75億ドルに達すると推定されています。ますます熱いグルテンフリー商品業界から目が離せませんね。

今回の記事が皆様のビジネスのヒントになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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