クアラルンプールの保育園・幼稚園 

マレーシア

マレーシアへの移住や転職・転勤があるけど、小さい子どもがいて保育園や幼稚園事情が気になるという方も多いかと思います。
「マレーシアの保育園や幼稚園はどんな感じ?どうすれば入園できるの?いくらぐらい費用がかかるの?」わからないことだらけで不安もたくさんあることでしょう。
この記事ではマレーシアの保育園・幼稚園について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

クアラルンプールの保育園・幼稚園  

   著者:マレーシアgramフェロー Malay Dragon 
公開日:2022年11月17日

保育園・幼稚園に入園できる年齢

まずは、クアラルンプールの保育園・幼稚園の概要を説明します。
<保育園>
マレーシアでは共働きが多いため、乳幼児(0歳児)から預けることが可能な保育園が多くあります。預かり時間は8:00〜12:00、〜15:00、〜18:00から選べるところが多いようです。1ヶ月の料金はおよそRM1,000〜RM2,000(日本円 約3〜6万円)で、園の立地や設備、カリキュラムや送迎の有無などによって異なります。

<幼稚園>
一般的に3歳になれば入園できます。小学校入学の6歳までの4年間通うことが可能で、保育時間は12時までが多く、お昼前に保育終了するところが多いようです。オプションで14時まで預かってもらえるところもあります。費用はローカルで月RM500(日本円 約1.5万円)ぐらいから、インターナショナルスクールはRM1,000程度かそれ以上となっています。

日本人が多く通う幼稚園

ここでは多くの日本人が通うクアラルンプールにある幼稚園を2つ紹介しますので、参考にしてみてください。

<クアラルンプール日本人学校幼稚部>
クアラルンプール近郊に滞在する学齢期の日本人子女の教育を主な目的として、クアラルンプール日本人会がマレーシア当局の認可を得て設立した私立学校の幼稚園です。日本の教育課程に準拠した教育を行っていて、幼稚部、小学部、中学部が併設で、幼稚部は3歳から入園可能です。入園するには、日本人会の家族会員登録が必要で、日本国籍を有すること、マレーシア在留資格を有することが必要になります。
出願手続きは、
 ①入園願書用紙(日本人会または日本人学校にもあります)
 ②保護者及びお子様のパスポートの顔写真ページのコピー
 ③保護者の就労ビザのコピー・お子さんの長期滞在ビザのコピー
 ④日本人会会員証のコピー
 ⑤指導要録の写し(日本で幼稚園、保育園に在籍していた方)
が提出書類 として必要です。
入園金がRM2,000(日本円 約6万円)、月額の保育料がRM1,700(日本円 約5万円)(教材費を含む)です。小中学生がいる場合には、同じ敷地内の幼稚園なので便利がいいですね。

<クアラルンプール日本人幼稚園>
1997年に設立された日本人会内に隣接する幼稚園で、モンテッソーリの教育理念に基づき、年少・年中・年長児が混合するクラス編成を行っていて、豊かな人格形成を目指しています。
入園・編入時には提出書類として願書と園児調査票が求められます。費用は、入園料 がRM1,750(日本円 約5.1万円)(審査登録料 RM50)で、月額の保育料がRM1,550(日本円 約4.6万円) 、加えて施設維持費が月額でRM300(日本円 約0.9万円) と教材費が年額約RM600(日本円 約1.8万円)です。
入園条件として日本人会の会員である必要があります。
年少から年長まで一緒のクラスなので、身近なお兄さんお姉さんから自然と学ぶことができるのが特長です。私の知り合いもお子さんを預けておられ大変満足されています。

充実した教育

マレーシアでの保育園・幼稚園での指導に関しては全く心配はいりません。
ご紹介した日系の幼稚園であれば日本と同様の行き届いた教育が受けられますし、ローカルやインターの幼稚園でも英語がメインとなると思いますが、母国語のマレー語や中国語も勉強します。小さいうちからいろんな言語に触れることができ、マレーシアのいいところを活用できます。心配なさらずにマレーシアへお越しください。

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