世界中で20億人以上が利用するWhatsApp!海外のビジネスシーンでも利用される理由
LINEは日本で広く普及しており、10代から70代まで幅広い年代で使用されています。しかし、マレーシアではほとんど利用されておらず、代わりにWhatsAppが圧倒的に人気があります。WhatsAppは、世界中で20億人以上のユーザーがいることで知られ、LINEとほぼ同じ機能を持ち、無料で通信料がかからない点が特徴です。また、ライブロケーション共有機能があり、ビジネスにも使い勝手がよく、社内コミュニケーションツールとしても導入されています。
今回の記事では、もはやこれなしでは生活に支障をきたすといっても過言ではない必須のアプリ「WhatsApp」について紹介します。
世界中で20億人以上が利用するWhatsApp!海外のビジネスシーンでも利用される理由
著者:マレーシアgramフェロー Malay Dragon
公開日:2023年5月2日
日本ではLINEが圧倒的
NTTドコモの調査によると、スマホやケータイ所有者の実に81.6%がLINEを利用しており、他のSNSに比べて圧倒的に高い利用率だそうです。
LINEは10~70代まで全ての年代で幅広く利用され、10~20代では90%以上、30~50代では80%以上、60 代でも76.4%、70 代でも 69.0%の利用率と、シニア層にも浸透しています。
マレーシアではほとんど使われていない?
LINEマレーシアによると、マレーシアでは1,000万人以上のユーザーがいるようですが、私の周りを確認してみてもLINE利用者は日本人しかおらず、ローカルに限ってみれば誰も利用していないのが現状です。
どんなソーシャルメディアを利用しているかの調査でも、トップの「WhatsApp」はスマホ利用者の実に93.2%と圧倒的で、2位の「Facebook」の88.7%にも差をつけ、LINEは50%を切っていました。
圧倒的なユーザー数
「WhatsApp」といっても知らない方も多いかと思います。
「WhatsApp」は、GmailやFacebookを所有しているメタ・プラットフォームズが所有するメッセージアプリで、実に全世界で180か国以上で20億人以上ののユーザーがおり、アメリカやヨーロッパでは圧倒的に使われています。
「WhatsApp」(ワッツアップ)とはどんなアプリ?
WhatsAppはダウンロード無料で、無料Wi-Fiが使えれば通信料もかからず、機能はLINEとほぼ変わりありません。
LINEと違うのは登録方法で、LINEのようにメールアドレスやLINE IDの設定などは必要なく、WhatsAppは電話番号のみで登録が可能です。
スマホに登録されている人がWhatsAppのユーザーの場合には、自動的にアプリが同期されます。
ただ、LINEのようにスタンプの種類が多くないので、その点で物足りなさを感じるかもしれませんね。
便利なライブロケーション共有機能
WhatsAppの便利な機能に、「ライブロケーション共有」があります。これを使えば相手に自分の現在地を簡単に伝えることができます。
誰かと待ち合わせ時に私もよく利用し、渋滞などで時間がかかりそうな時、ナビのアプリである「waze」と併用することで相手に大体の到着時間を知らせることができます。自分の現在地を相手に伝えて共有することで、相手を待たせてしまう負担を軽減できます。
社内コミュニケーションツール
使い方が簡単で連絡ツールとして最適なため、社内のコミュニケーションツールとして導入している企業も多いです。グループでチャットできる機能もLINEと同様に備わっているため、部署ごとやプロジェクトごとに連絡網としても広く使われています。
メールももちろん使われますが、WhatsAppは非常に使い勝手がよく、レスポンスの速さからビジネスでも広く使われています。
ビジネスマナーは守りましょう
フレンドリーで温和でおおらかな国民性のマレーシアですが、WhatsAppをビジネスで使う場合には、目上の方や得意先などに最初の連絡をチャットで入れることはあまりおすすめできません。まずは電話やメールで、WhatsAppでの連絡の可否を確認してから利用したほうがいいでしょう。