ソーシャルリスニング Trend Word: 自民党総裁選
「ソーシャル」を「リスニング」=傾聴する、ということ。
今回は、事実上、次の首相を選ぶ「自民党総裁選」を9月17日の告示を前に日本・世界で調査し、比較しました。ソーシャルリスニングは、SNSでの呟きを収集し、分析することでトレンドを事前にキャッチし行動を予想することがます。
また地域ごとに収集し、分析することで、容易に比較し、傾向を知ることもできます。「自民党総裁選」は日本と世界でどれくらいの関心を集めているのでしょうか?
今回のTrend Wordは「自民党総裁」
著者:gram
公開日:2021年9月13日
「総裁選(presidential election)」の日・世界のツイートからみる傾向
・日本においては、総裁選について菅首相が立つのかどうかという話が最初に持ち上がり、次いで臨時国会を召集しないことに対する苦言の書き込みで少し盛り上がり、菅首相が次期総裁瀬に立たないことを宣言したタイミングで最も大きく跳ね、その後は新規立候補者の動向で跳ねる(特に高市氏が大きかった模様)形。
・主要なリツイートを多く稼いだ書き込みは、どちらかというと反自民党、リベラル系の書き込みが多く、高市氏の政治信条を批判するものと賛同するもの、総裁選に明け暮れる自民党議員を批判するもの、アフガニスタンの置き去りの人たちについての報道が消えたということを批判するものなどがみられた。
・海外においては、書き込みの数は全世界で1か月間で2000ちょっととほとんど注目されていない。
・海外でも同様に菅首相が立候補しないことが大きく跳ねた要因となった。
・海外での書き込みは、安倍元首相のグループがまだ影響力を持っていることや、高市氏がネオナチ関係者と写真を撮っていたことなどが取り上げられている。
・海外での書き込みの多い国を見ると、アメリカ、中国、タイ、インド、マレーシア、インドネシア、オーストラリア、イギリスが目立ち、ブラジル、南アも多い。
書き込み数・書き込んだ人の数(Key Insights)
・トータルメンション:総裁選についての書き込み数
・ユニークオーサー:総裁選について書き込んだ人の数
解説:日本語では、トータルメンション2M(200万)に対しユニークオーサー206K(20.6万人)と1人が多くつぶやいている傾向。
解説:英語でのメンション数(書き込みの回数)2、128ユニークオーサー(書き込んだ人数)は422人、1人が複数回つぶやいている傾向。
呟かれている地域
ポジティブ・ネガティブの割合(Sentiment)
解説:日本語では、ポジティブよりネガティブの呟きの方が圧倒的に多い
共起語ネットワーク
国会を開かないのは憲法違反だという話、高市氏の立候補について大きく取り上げられているよう
解説:世界でもネガティブが圧倒的に多い
関連ワード (Word Cloud)
日本での「総裁選」の関連ワード
ワードクラウドで「総裁」のリツイートが多かったツイート
世界での「presidential election」の関連ワード
山のきっかけになった話題は?
日本で総裁選がバズるきっかけになった話題は?
世界で「presidential election」がバズるきっかけになった話題は?
ソーシャルリスニングとは?
「ソーシャル」を「リスニング」=傾聴する、ということ。
企業マーケターにとって絶対的スタンダードとなっていくマーケティング施策「ソーシャルリスニング」。
SL TrendWordでは、1つのワードをソーシャルリスニングを使い分析します。