ニュージーランドの寿司文化とは?巻き寿司から定番メニューまで紹介
多国籍国家であるニュージーランドでは、様々な国の食事が国民に親しまれていて、寿司もそのひとつです。
ニュージーランドでは生魚を食べる習慣がないため、寿司店でも生の魚を使用した本格的な寿司はあまりありません。代わりに、照り焼きチキンの寿司やサーモン寿司が人気であり、ベジタリアンやヴィーガンの人にはアボカド巻き寿司が人気を集めています。また、カリフォルニアロールのように、ニュージーランドらしさを取り入れたユニークな寿司もあります。
手軽で食べやすい巻き寿司が主流ですが、ニュージーランドでいま人気の寿司のバリエーションを紹介します。
ニュージーランドの寿司文化とは?巻き寿司から定番メニューまで紹介
著者:ニュージーランドgramフェロー 河本 梨奈
公開日:2023年2月23日
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ニュージーランドでは生魚を食べることがあまり一般的でない
新鮮な魚が多く獲れるイメージがある、海に囲まれた島国ニュージーランドですが、魚は加熱して食べるのが一般的です。スーパーにある魚売り場にあるのは一度冷凍されたもので、衛生面を考えると生で食べられないそうです。生で魚を食べたい時には、Fish Marketや魚屋でに行き、生で食べられるかきちんと確認する必要があります。
生の魚を食べるのは主に寿司や刺身のようなアジア料理に多いです。しかし、生魚を食べる習慣がないニュージーランドで日本のように寿司や種類豊富な刺身を堪能するのは難しいです。
日本と異なるニュージーランドの定番のお寿司
ニュージーランドには「Sushi」が定着しており、生魚を使った握り寿司とは少し様子が違います。基本のSushiは巻き寿司で、手軽に食べられることからランチやテイクアウトにとても人気です。
実際に寿司ショップで働く従業員に尋ねたところ、照り焼きチキンの寿司とサーモン寿司が人気らしいです。照り焼きは日本をイメージさせる食べもので、その甘塩っぱい味が好まれています。また、ニュージーランドはキングサーモンの養殖による収穫が世界一であることからサーモンがとても身近で、脂の乗った濃厚なサーモンは寿司との相性が抜群で多くの人に好まれています。
ベジタリアンやヴィーガンの人達の間で人気を集めているのは、かっぱ巻きではなくアボカド巻き寿司です。寿司は色々な嗜好に対応できる料理なので、多くの人が食べることができます。
ニュージーランドの遊び心からできたニュージーランド寿司!
カリフォルニアロールがあればニュージーランドの寿司もあってもいいのではないかと、ニュージーランドらしさを取り入れた寿司が生まれました。
ニュージーランドで有名なキウイフルーツに加えて、サーモンやカニカマ、アボカドを巻いた寿司です。ユニークな組み合わせで、”ニュージーランド”が詰まった寿司といえます。
まとめ
海外では日本食といえば寿司のイメージが強く、ニュージーランドでも多くの人に親しまれています。日本のスタイルである握り寿司とは少し違いますが、こちらの巻き寿司は手軽で食べやすいことがポイントです。今後どのようなバリエーションで広がりを見せていくのか注目です。
【引用】
◇sobeys:New Zealand Sushi Rolls
https://www.sobeys.com/en/recipes/new-zealand-sushi-rolls/
◇New Zealand King Salmon:Our Salmon
https://www.kingsalmon.co.nz/our-salmon/