インド:環境に優しい花火の流通 / 一般市民と警察官殺害に関与した2人のテロリストが射殺される / アマゾンがインドで不正行為、国内や米議員から批判
インド PICKUPニュース 2021.10.21
著者:gramフェロー
公開日:2021年10月21日
現在、祭日シーズン真っ只中のインドでは、本来なら手持ち花火の使用が増加する時期であるのにも関わらず、使用禁止または使用にあたっての厳しい規制が課されている。手持ち花火は環境汚染を促進したり、人が集まることで感染者数の増加につながるなどといった懸念点が注目され、全面的に禁止または一部販売停止することが決まったのだ。
販売可能な花火として政府系研究機関によって研究・開発された「グリーンクラッカー」がある。「グリーンクラッカー」は従来の花火に比べると汚染物質の排出量が30%少ない。7月初め、最高裁判所は、都市部での新型コロナウイルスの大流行時にすべての花火の販売と使用を完全に禁止するというNational Green Tribunalの命令を退け、これ以上の審議は必要ないと示した。今後禁止されるのは空気汚染が進んでいる地域のみで、花火を使用したい場合ははその地域の空気質指数に応じて許可を得て使用することが可能となった。
ソース:Hindustan Times
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1a80f13a477451e5b0dd75b6dc2c9ce464be766
インド警察はスリナガルで一般市民と警察官が殺害された事件に関与した2人のテロリストが、10月15日金曜日にプルワマ地区での治安部隊との交戦で射殺されたと発表した。
警察によると、スリナガル在住のShahid Bashir ShiekhとTanzeel Ahmadが、カシミールのWahibughとBemina地区で2回に分けて行われた捜索・索敵活動中に殺害された。カシミール州のビジェイ・クマール警察総長はツイッターで「最近の民間人殺害に関与したスリナガル市のテロリストの1人がプルワマ遭遇戦で撃たれた」と述べた。
Sheikhは、2021年10月2日に起きた民間人、電力開発局の職員だったMohammad Shafi Darの殺害に関与していて、AKライフル1丁とマガジン、弾薬を保有していたそうだ。
ソース:Hindustan Times
https://www.hindustantimes.com/india-news/two-terrorists-behind-civilian-and-cop-killings-eliminated-cops-101634334633921.html
アマゾン社がインドで模造品を製造したり、独自のプライベートブランドを後押しするために検索結果を操作したりする組織的な不正キャンペーンを展開していたことが10月14日、調査により明らかになった。これは同社の数千件に及ぶ内部資料に基づき、報道された。長年アマゾン批判論者として知られる米国のエリザベス・ウォーレン議員(民主党)が電子商取引大手アマゾン・ドット・コムの解体を求めたほか、インドの小売業者はアマゾンに対する政府調査を求めた。報道についてアマゾン社は「これらの主張は事実に反しており、根拠のないものだ」と反論。詳細については説明しなかった。
ソース:Reuters
https://www.reuters.com/article/amazon-india-reaction-idJPKBN2H50GA
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