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フィリピン:フィリピン初:日本が設計したカビテ州の雨水貯留施設が完成 / ドゥテルテ大統領、屋外でのフェイスシールド着用義務を解除 / マニラ首都圏の新型コロナウイルス新規感染者数は10月までに2,000人に減少する可能性

フィリピン

フィリピン PICKUPニュース 2021.10.04

著者:gramフェロー
公開日:2021年10月04日


1. フィリピン初:日本が設計したカビテ州の雨水貯留施設が完成 (First in PH: Key Japan-designed retarding basins in Cavite now done)

フィリピンのカビテ州の一部で発生している洪水の問題が、州内の2つの洪水用貯水池プロジェクトが完了したことで解決される見込みである。9月23日、イムスとバコールという2つの貯水池プロジェクト完了に伴い、公共事業・高速道路省長官と在フィリピン日本大使によって落成式が行われた。このプロジェクトは、フィリピンでは初めての試みであり、これにより暴風雨時に洪水を貯留し、イムス川とバコール川の洪水のピーク量を減少させることができる。この2つの貯水池の設計は、国際協力機構(JICA)が作成した包括的な洪水管理マスタープランに基づいている。
ソース:Manila Bulletin
https://mb.com.ph/2021/09/18/bi-implements-travel-ban-on-4-countries/https://mb.com.ph/2021/09/23/first-in-ph-key-japan-designed-retarding-basins-in-cavite-now-done/

2. ドゥテルテ大統領、屋外でのフェイスシールド着用義務を解除 (Limited to 3Cs: Duterte lifts mandatory wearing of face shields outdoors)

ドゥテルテ大統領は、閉鎖された空間、混雑した場所、接近して接触する場面を除き、屋外でのフェイスシールドの使用義務を解除した。ドゥテルテ大統領は、コロナウイルスのパンデミックとの戦いにおける不便さや効果のなさを理由に、国民が同政策の廃止を求め続けている中でこの発表を行った。ドゥテルテ大統領は9月22日(水)深夜に放送された録音済みの国民向け演説で、医療専門家や政府のパンデミック対策委員会の技術ワーキンググループの勧告を受けて、この決定を下したことを明らかにした。一方で、近接、混雑、密接な接触の下での高リスクの活動においてはフェイスシールドの着用を推奨する。
ソース:Manila Bulletin
https://mb.com.ph/2021/09/22/limited-to-3cs-duterte-lifts-mandatory-wearing-of-face-shields-outdoors/

3. マニラ首都圏の新型コロナウイルス新規感染者数は10月までに2,000人に減少する可能性 (OCTA: Metro Manila’s average daily COVID-19 cases may dip to 2,000 by October)

9月23日(木)にOCTAリサーチが発表したところによると、フィリピンのマニラ首都圏における新型コロナウイルスの1日あたりの平均新規感染者数は、来月までに2,000人程度になる可能性があるという。また、専門家は大都市の陽性率が低下していることを指摘したが、全国的にはまだ症例数が増加している地域があるため、あまり減少していない。そして、9月22日時点での保健省のデータを分析した結果、1週間の増加率が-20%に減少したが、患者数の減少は始まったばかりであるとして、今後も健康プロトコルを順守する必要性を述べている。
ソース:Manila Bulletin
https://mb.com.ph/2021/09/23/octa-metro-manilas-average-daily-covid-19-cases-may-dip-to-2000-by-october/  



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