フィリピン:過去最多の26,303人の新型コロナウイルス新規感染者数を記録 / 9カ国を「レッドリスト」に掲載、9月12日から18日まで旅行者の入国を禁止 / フィリピンと米国、外交関係と防衛同盟を強化
フィリピン PICKUPニュース 2021.09.20
著者:gramフェロー
公開日:2021年9月20日
フィリピンでは、9月11日(土)に26,303人のコロナウイルス(COVID-19)感染者が新たに発生した。これは、昨年フィリピンでコロナウイルスが大流行して以来、1日に報告された新規感染者数としては最多となる。これにより、フィリピンの累積感染者数は2,206,021人となり、そのうち8.4%にあたる185,706人が現在の感染者であることが、保健省の感染者速報で明らかになった。また、さらに79人が死亡したという報告により、死者数は34,978人となり、これは国内の新型コロナウイルス総症例数の1.59%に相当している。
ソース:Manila Bulletin
https://mb.com.ph/2021/09/11/ph-reports-record-high-26303-new-covid-19-cases/
ドゥテルテ大統領は10日、フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のさらなる拡大を防ぐため、「レッドリスト」に掲載されている9カ国からの渡航者に対して渡航制限を行うことを承認した。レッドリストはアゼルバイジャン、グアドループ、グアム、イスラエル、コソボ、モンテネグロ、北マケドニア、セントルシア、スイスの9ヵ国になっている。フィリピンでは、先週から新しいグリーンリスト、イエローリスト、レッドリストの国境管理制度の実施を開始している。
ソース:Manila Bulletin
https://mb.com.ph/2021/09/10/ph-places-9-countries-under-red-list-travelers-entry-banned-from-sept-12-18/
フィリピンと米国は今年、外交関係樹立75周年と相互防衛条約(MDT)締結70周年を迎え、外交・防衛同盟を強化することを確認したと、ワシントンのフィリピン大使館が11日に発表した。先日行われた会合で、テオドロ・ロクシン・ジュニア外務大臣とアントニー・ブリンケン米国務長官は、二国間および防衛面での両国の「同盟とパートナーシップ」を再確認した。ドゥテルテ大統領は昨年、盟友であるロナルド・デラロサ上院議員の米国ビザをワシントンが取り消したことを受けて、フィリピンに公務で滞在する米国の軍人のアクセス手続きを簡素化するVFAの解除を命じていた。その後、米国からのヤンセン社とモデルナ社によるワクチン600万回分の寄付を受けて、ドゥテルテ氏はVFAの解除を撤回していた。
ソース:Manila Bulletin
https://mb.com.ph/2021/09/11/ph-us-to-strengthen-diplomatic-ties-defense-alliance/
フィリピン 関連記事 地域概要情報 フィリピン(Philippines)