タイ:夜間外出禁止令を9月末まで継続 / バンコク、11月から観光業を再開予定 / 10月1日より屋内施設で予防接種証明書または抗原検査陰性証明書の提示を義務づけ

タイ

タイ PICKUPニュース 2021.09.17

著者:gramフェロー
公開日:2021年9月17日

地域概要情報 タイ(Thailand)
1. タイ、夜間外出禁止令を9月末まで継続 (Curfews to stay until end of September, says CCSA)

タイの新型コロナウイルス状況管理センター(CCSA)が発表したところによると、一部の州でコロナウイルスの感染を抑制するために午後9時から午前4時まで実施されている外出禁止令は、少なくとも今月末までは継続されることになった。プラユット首相が議長を務めるCCSAの会議で、「ダークレッド」の州に課せられた夜間外出禁止時間を含む現在の制限を今月末まで維持することに合意した、と昨日発表された。また、ダークレッド(29州)、レッド(37州)、オレンジ(11州)の新型コロナウイルスコントロールゾーンに指定されている州についても、今月末まで現状を変更しないことを決定した。
ソース:Bangkok Post
https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2179855/curfews-to-stay-until-end-of-september-says-ccsa

2. バンコク、11月から観光業を再開予定 (Bangkok set for November reopening)

タイでは、来月から人気の観光地の営業を再開する予定なっている。これは、現地での予防接種率を上げることで、外国人観光客を増やし、パンデミックで打撃を受けた経済を回復させることができると考えているからである。観光大臣によると、10月1日からチェンマイ(ムアン、メイリム、メイタン、ドイタオ地区)、ビーチリゾートのパタヤ、チャアム、ホアヒンが再開されるが、これはプーケットに予防接種を受けた観光客を呼び戻すための取り組みに倣ったものだという。バンコクもこのグループに入っているが、首都では今月末までに70%の住民が完全にワクチンを接種している一方、隣接する地方ではまだ接種が遅れており、10月末に70%に達する見込みであるため、再開は11月1日に延期されると見られる。
ソース:Bangkok Post
https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2177351/bangkok-set-for-november-reopening

3. タイ、10月1日より屋内施設で予防接種証明書または抗原検査陰性証明書の提示を義務づけ (Jab proof for dine-in on Oct 1)

タイでは10月1日より、新型コロナウイルスの制限が最大限に適用される「ダークレッドゾーン」の州では、完全な予防接種を受けた者、または抗原検査の結果が陰性である者のみが、レストランでの食事やウイルス感染のリスクが高いと思われるサービスを受けることができるようになる。保健省長官によると、この動きは感染者数が増加し続ける中、企業の営業再開を認めるための政府の推進活動の一環であるとのことである。そのため、客はレストラン、理髪店、ヘアサロン、美容院、スパなど、感染リスクが高いと思われる施設に入る前に、政府の「Thai Save Thai」アプリを使って、感染リスクの詳細を記入することが求められる。さらに、施設に入る前に、予防接種証明書、または1週間以内に受けた抗原検査の結果が陰性であることの証明書の提示を求められる。感染から回復した人は、それを示す記録の提示が必要となる。
ソース:Bangkok Post
https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2176823/jab-proof-for-dine-in-on-oct-1 


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