【最新情報】コロナ禍のタイ入国について解説(2022年6月15日現在)
タイ政府のCOVID-19広報部によると、2022年06月14日のタイ国内での新型コロナウイルス新規感染者は1,833名、死者19名となっています。外務省が定める感染危険レベルは1「十分注意してください」となっています。
本記事では現状でのタイへ入国する際に必要となる手続き等について解説します。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/map/2022T053_007_InfectionDetailPart.html
*入国に関する条件等は政府指示のもと変更がありますので、必ず最新情報をご確認ください。(本記事は、2022年6月15日の時点での情報をもとに構成しております。)
【最新情報】コロナ禍のタイ入国について解説(2022年6月15日現在)
著者:タイgramフェロー BKKマダムサトコ
公開日:2022年6月16日
タイ国籍者以外が日本からタイへ入国するのに必要なもの
- 有効期限が6か月以上あるパスポート
- 日本国籍のパスポートで観光目的であれば30日間はビザ免除で滞在可能
- 短期間の出張には業務ビザの取得、現地での短期就労許可書申請が必要
- タイのビザ申請はこちら
- タイランドパス申請
- 体調に異変がない場合基本的には入国後の隔離と諸検査は免除
- タイランドパスの申請はこちら
- 渡航日の14日前までに新型コロナウィルスワクチンを既定の回数接種
- ワクチン接種証明書
- 紙版の接種証明書(ワクチンパスポート)が推奨されます。
- ワクチン接種の既定回数や書類一覧はこちら
1万 US ドル以上の治療補償がある医療保険証、所属会社からの医療費保証レター、もしくはタイ社会保険加入証明書(SSOカード等)のいずれか
日本で加入できる保険の一例はこちら
ワクチン未接種、もしくは規定の接種回数を終えていない方について
タイランドパス申請の際に、渡航前 72 時間以内に発行された RT-PCR 検査または抗原検査(Professional ATK)による新型コロナウィルス非感染証明書を提出する必要があります。
タイ・バンコクの市中や経済活動の状況
- コロナ前に限りなく近づいたように感じます。産業機械の展示会であるPropak も6月15日から18日で開催されています。
https://twitter.com/atomrobot000/status/1536937815388393472 - 街ゆく人々はまだマスクを着用しています。ショッピングセンターなどでマスクを着けていないと店員に着用を促されます。
- 入り口での手指消毒や体温検査はほぼ見かけなくなりました。
- かなりの数の観光客が戻ってきているようです。
今後の予定
タイ政府新型コロナ政府対策本部(CCSA)にて、ピパット観光大臣によるタイランドパス廃止提案が表明されました。6月17日のCCSA本会議で承認されれば、タイランドパスは7月1日に廃止されます。同時に1万ドルの医療保険加入義務も廃止されます。
タイ語ですがCCSAのFB投稿記事はこちら
まとめ
タイランドパスと1万ドルの医療保険加入義務が廃止されれば、タイの入国については完全にコロナ前と同じ状態になります。
タイから日本に帰国する際は、6月14日時点ではPCR検査結果などが必要ですが、これも今後見直されて適正な対応に変わっていくことでしょう。
およそ2年半、長かったタイの鎖国政策もついに終焉を迎えようとしています。
参考リンク
◇在タイ日本国大使館:https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
◇在東京タイ王国大使館:https://site.thaiembassy.jp/jp/
◇タイ国政府観光庁:https://www.thailandtravel.or.jp/