香港・中国 : Apple社のTim Cook氏、中国共産党と2,750億米ドルの秘密協議 / 習近平氏、金融腐敗の撲滅を進める / 香港:今後10年間の住宅建築の目標値を43万戸に維持
香港 ・中国 PICK UPニュース 2021.12.13
著者:Adrian Poon
公開日:2021年12月13日
米国のメディア「The Information」によると、Apple社のCEOであるTim Cook氏は2016年に中国政府による引き締め措置を避けるため、中国政府と2,750億米ドルの秘密の投資協議を行い、合意した。報道によると、Apple社は同協議の恩恵により中国での事業展開が成功したとのこと。その年、中国政府はApple社の現地経済に対する貢献が不足しているして、突然同社に対する監督を強化していた。そこでTim Cook氏は現地での投資や商業活動、人材育成などを通じて、中国の経済や技術などに貢献すると合意した。また、協議の中で、Apple社は中国の部品メーカーを採用し、中国のテック企業に直接投資するほか、中国のソフトウェア企業との協業や大学との技術コラボについても合意していた。
ソース:Epoch Times
https://hk.epochtimes.com/news/2021-12-08/47546388
中共中紀(中国共産党中央規律検査委員会)の12/3の発表によると、中央1級金融部門の官僚が取り調べを受けているほか、中国証券監督管理委員会のシステム関連の官僚が解雇された。2021年12月8日時点で、金融分野では31名程度の中国共産党中央高級1級金融部門の官僚が取り調べを受けており、その人数は2020年の20名よりも多くなった。習近平氏は3年連続で金融腐敗の撲滅を強調している。
ソース:Epoch Times
https://hk.epochtimes.com/news/2021-12-09/50470520
香港政府は、今後10年間の住宅の供給目標を2020年の目標と同じである約43万戸と発表した。
2022/23年~2031/32年の10年間において、公営住宅及び私営住宅の比率は7:3で、公営住宅の供給目標は30.1万戸、私営住宅は12.9万戸としている。
報告書の中で、香港政府は350ヘクタールの土地を確保し、公営住宅33万戸の建設が可能となるとしている。そのうちの三分の一の公営住宅は今後の5年間(2022/23~2026/27)で完成し、もう三分の一は2027/28年~2031/32年の間に完成する見込み。
39%の公営住宅は新規開発や大型開発プロジェクトとなり、ほかの約6割は既存する土地の再計画となる。私営住宅については、今後10年間での供給目標は12.9万戸で、政府は170ヘクタールの土地を確保したいとしている。
ソース:Epoch Times
https://hk.epochtimes.com/news/2021-12-08/88564647