バンクーバーで人気沸騰!アニメ「チェンソーマン」の魅力とアニメグッズの海外人気

カナダ

藤本タツキによる日本の漫画「チェンソーマン」は、バンクーバーでも非常に人気があります。

今回の記事では「チェンソーマン」の人気の理由と、実際に筆者が「チェンソーマン」のグッズ販売をした詳細、アニメグッズ販売ストアについて解説しながら、「チェンソーマン」に関するビジネスの可能性についてお伝えしていきます。

バンクーバーで人気沸騰!アニメ「チェンソーマン」の魅力とアニメグッズの海外人気

    著者:カナダgram fellow 古川 紋
公開日:2023年8月14日

カナダでのアニメ市場

アニメが人気の国は数多くありますが、世界的にみてもカナダはアニメの需要が非常に高い国といえます。

アニメ市場の成長、そして過去12ヶ月間Googleでアニメがトレンドになっている国を絞ると、カナダは9位にランクインしています。

(引用元:Top 10 Countries where Anime is Most Popular and Why!
https://www.epicdope.com/top-10-countries-where-anime-is-most-popular-and-why/

アニメ視聴者数の統計では、カナダは世界で第4位となっています。2019年Anime North(カナダ版Comic Con)には34,558人が来場。このうち、29,573 名(85%)が有料での来場数を記録しています。

(引用元:18 Anime Industry Statistics for Canadian Fans in 2023
https://reviewmoose.ca/blog/anime-industry-statistics/

バンクーバーで日本のアニメ市場が成長し続ける3つの理由

1、多文化都市
バンクーバーは、様々な国や文化からの移民が集まっています。日本のアニメは国際的に人気があり、異なる背景を持つ人々が魅力を持つため、多様な人々に受け入れられやすい傾向があります。

2、カルチャルイベント

バンクーバーではアニメコンベンションやアニメ関連のイベントが定期的に開催されています。これらのイベントは、アニメファン同士が交流し、新しい作品を発見する場として重要な役割を果たしています。

3、教育機関
バンクーバーには日本語学校やアートスクールで、アニメやマンガに関連するクラスやコースがあります。アニメ制作に興味を持つ人々が専門知識を学び、アニメ業界でのキャリアを追求できる環境が整っているのです。

4、アートとクリエイティビティの文化
バンクーバーはアートとクリエイティビティを支持する文化が根付いており、アニメはその一部として認識されています。またバンクーバーの人々は、アニメをアートの一種として高く評価し、アーティストやクリエイターにとっての表現の手段として重要視されています。

「チェンソーマン」がバンクーバーで人気の3つの理由

1、物語の魅力
「チェンソーマン」は、独創的なストーリー、キャラクター、世界観を持つ作品として知られており、これらが多くの読者やファンを惹きつけています。

2、アクションとダークファンタジー
作品の特徴はアクションとダークファンタジーの要素が組み合わさっていることです。そのため独自の視覚的魅力を持っています。バンクーバーの読者にも、このジャンルの作品に興味を持つ人が多いといえます。

3、インターネットの影響
インターネットを通じて漫画やアニメに関する情報が広まりやすくなり、作品の知名度が高まることがあります。バンクーバーでも、オンラインコミュニティやソーシャルメディアを通じて「チェンソーマン」が話題になり、人気を集めています。

筆者が実際に販売したチェンソーマングッズの価格

以上の理由からチェンソーマングッズの販売に可能性を感じた筆者は、日本在住の家族にグッズの購入とバンクーバーへの郵送をお願いし、現地で販売してみました。

日本のリサイクルショップでは新品未開封のフィギュアが沢山売られています。それぞれ差はありますが、一体につき平均約1110円でした。

そして現地で、FacebookのMarketplaceを使って出品したところ即完売しました。販売価格は仕入れ値の約2〜3倍です。

特にパワーやマキマなどの女性キャラクターへの反応が非常に良いです。

現地のアニメグッズストア情報

「チェンソーマン」は高く人気があるにも関わらず、ポケットモンスター等の他のアニメに比べると現地ストアでは、まだ取り扱いが多くありません。購入できる場所が少ないからこそ、ファンの中でグッズの希少価値が高まっているといえます。

チェンソーマングッズを販売している数少ない現地ストアはこちらの「HOBBY BEE」です。販売価格はキャラクターやクオリティによって異なりますが、一体約70CADからなんと約670CADのものまであります。(現在1CAD=約110円)

隣国アメリカでチェンソーマンが築いた実績

アメリカとカナダは文化的交流が盛んであり、両国のアーティスト、作家、音楽家などがお互いの国で活躍しています。文化イベントやフェスティバル、芸術展示会なども両国で頻繁に開催されており、その中で両国の文化が交差しています。

そんな隣国アメリカでは、NPD Bookscanで「チェンソーマン」の漫画が上位に入っています。 また2023年10月3日、アメリカで今年のハーヴェイ賞が発表され、「チェンソーマン」がベスト・マンガ部門を3年連続で受賞しています。

(引用元:Chainsaw Man’s Overseas Popularity Surges Due To MANGA Plus
https://animehunch.com/chainsaw-mans-overseas-popularity-surges-due-to-manga-plus/

さらに漫画は2,600万部のセールスを記録しています。最新刊の15巻はわずか数ヶ月で200万部以上を出版しています。つまり印刷物だけで月に100万部を出版していることになります。さらにデジタル漫画を含めると、15巻だけでチェンソーマンがいかに高い実績を築いたかが分かります。

(引用元:Chainsaw Man Manga Hits Record Sales With Just 15 Volumes
https://comicbook.com/anime/news/chainsaw-man-manga-sales-tatsuki-fujimoto/

まとめ

円安という経済状況の中、バンクーバーで成長し続ける日本アニメの市場規模。隣国アメリカでの成功実績。カナダでファンをつかんでいるにも関わらず、グッズ販売の経路がまだ少ないこと。

以上のことから「チェンソーマン」に関連したビジネスのポテンシャルは非常に高いといえます。

古川紋

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カナダ在住のgramフェロー 経済上から時事ネタ、現地のマナーまで幅広く執筆。

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