オーストラリアでも売ってほしい!日本のキッチンアイテム
オーストラリアのスーパーやホームセンターでキッチンアイテムのお買い物。日本の商品と比べて「なんでこんなに使いづらいの!」と思うような、痒いところに手が届かない少し残念な商品が多いです。オーストラリアでも売っていたら嬉しい、日本のキッチンアイテムをお伝えします。
オーストラリアでも売ってほしい!日本のキッチンアイテム
著者:オーストラリアgramフェロー 平澤 歩
公開日:2023年3月1日
ピーラー
オーストラリアはニンジンやジャガイモが安く、料理に使う機会が多いのでピーラーは必需品です。オーストラリアでも購入できますが、刃が野菜の皮にうまくひっかからず、むきにくいです。皮を薄くむけないピーラーも多く、可食部が減ってもったいなく感じます。
おろし金
ニンニクやショウガ、大根などをすりおろすために必要なおろし金。オーストラリアで購入できるものは、金属製で刃の鋭いものが多く、指を切ってしまう危険性が高いです。実際、私も3回指を切ってしまい、現地の「DAISO」でプラスチック製のおろし金を購入しなおしました。
日本のおろし金のようにプラスチック製であるか、金属製であっても指を切りにくい安全設計であれば使いやすいのですが、今のところ「DAISO」のプラスチック製おろし金以外にそういったものは見たことがありません。
ラップ
ご飯やパンを包んだり、オーストラリア生活でも何かと出番の多いラップですが、品質が日本のものよりよくなく、大変使いづらいです。
1つ目に、薄くて扱いづらいです。長めに切り取ろうとすると、途中でラップ同士がくっついてぐちゃぐちゃになってしまい、結局ゴミになってしまうということが多々あります。また、薄い素材だからなのか、電子レンジでチンすると溶けて縮むことがあります。
2つ目に、吸着力がありません。皿にぴったりとは貼りつかないですし、ご飯などを包んでもうまく閉じることができません。
3つ目に、カットしにくいです。ラップのケースに使われる厚紙や刃の質が悪く、日本のラップのようにスパッとカットしにくいです。
なお、ファスナーのようなものを滑らせてカットするタイプのラップも販売されており、こちらは日本のラップよりもカットしやすいです。ただ、業務用の大容量サイズで場所をとるので、アパートやシェアハウスのキッチンでは置きにくいのが難点です。
ボトルブラシ
ペットボトルや水筒を洗うのに使用するボトルブラシ。オーストラリアでは、日本よりも水筒やタンブラーの種類が豊富で持ち歩く人も多いのですが、ボトルブラシは見当たりません。通販サイトを見ると、販売されてはいるようですが日本と比べるとかなり高価です。
推測ですが、オーストラリアでは日本のように水筒にお茶のような色付きの飲み物をいれる習慣はなく、基本的に水をいれます。そのため水筒の内側に汚れが付着することがないので、ボトルブラシのニーズが低いものと考えられます。
まとめ
オーストラリアに住んでみてわかった、日本のキッチンアイテムの優秀さ。在豪日本人の中には、日本に一時帰国した際にキッチンアイテムを購入し、オーストラリアで使う人も多いです。約93500人(令和3年10月1日現在)の日本人が住むオーストラリア、日本の高品質のキッチンアイテムの需要はかなりありそうです。
引用
◇外務省: https://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/ranking/japanese.html