ペロシ下院議長訪台で中国との緊張増す台湾有事2022：海外の反応は？

2022.08.09

ソーシャルリスニング

ペロシ米下院議長の台湾訪問に中国の反発は大きく、それにより大規模実弾訓が延長して行われている。今回の緊張を増すきっかけを作った「ペロシ下院議長（Nancy Pelosi）」の世界での反応を調査しました。
台湾有事は本当に起きるのか？なぜこのタイミングでの訪台？日本の対応を世論はどう捉えたのか？

ソーシャルリスニングは、SNSでの呟きを収集し、分析することでトレンドを事前にキャッチし行動を予想することがます。また地域ごとに収集し、分析することで、容易に比較し、傾向を知ることもできます。

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この記事の内容

ソーシャルリスニングトレンドワード：「ペロシ下院議長（Nancy Pelosi）」

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ソーシャルリスニングトレンドワード：「ペロシ下院議長（Nancy Pelosi）」

著者：gram
公開日：2022年8月9日

「FRB(連邦準備制度理事会)」のツイートからみる傾向

日本：
・ペロシ氏の訪台についてコメントする立場にないとした林外相を批判する声
・安倍元首相が「台湾有事は日本雄治、日米同盟有事」と発言したことが生きていないという意見
・ロシアの侵略戦争が成功したら台湾への侵略も起きるだろうから今回の行動は正しいという声がある。

・一方で、同じ「台湾有事は日本の有事」と煽ったから日本に中国からミサイルが飛んできたんだという声
・鳩山元首相による「アメリカはウクライナからの教訓を学んでいない」という指摘がある。

海外：
・世界が緊張しているときになぜ台湾に行くのか？という批判やトランプ前大統領の外交政策を危険だと言っていた人たちはなぜペロシ氏が必要のない台湾訪問については沈黙してるのか？といった反応
・緊張している米中関係の火に油を注ぐ行為だという指摘、
・79歳のお爺さんが82歳のお婆さんを寿命の90％が終えている中で送った行為が戦争を誘発するという指摘など
批判的な声が多く見られた。

・一方で、台湾で一番高い建物に歓迎のメッセージが出たことについて、アメリカの威力だとする書き込みも。