マレーシアで家探しをする方法 その3
前回までの2回の記事で、マレーシアでの物件の探し方や物件選びのポイントについて紹介しました。
今回の記事では、クアラルンプールのおすすめのエリアをいくつか紹介したい思います。
▶︎マレーシアで家探しをする方法 その1
▶︎マレーシアで家探しをする方法 その2
マレーシアで家探しをする方法 その3
著者：マレーシアgramフェロー Malay Dragon
公開日：2024年2月29日
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日本人に人気のエリア
マレーシアに駐在で赴任される方の多くはお子さんがいらっしゃいます。通園・通学に便利な場所であることは重要なポイントになってきます。
その上で、生活環境が良いところ（スーパーやレストランが近い）が人気があります。
▶︎マレーシアで家探しをする方法 その1
▶︎マレーシアで家探しをする方法 その2
◆モントキアラ（Mont Kiara）
クアラルンプール中心から北西に7Km程の小高い丘に高級高層コンドミニアムが立ち並んでいて圧巻です。
外国人向けに作られた居住地で、クアラルンプールに住む日本人の半数近くがこのエリアに住んでいると言われています。日本人以外に欧米人、韓国人駐在員や現地富裕層もいます。
日本人学校の通学バスが巡回してくるので大変便利で、加えて日本食が買えるスーパー、日本食レストラン、インター校、学習塾とひと通りそろっています。
日本語で受診できるクリニックも複数あり、その面でも安心感が大きいです。
インター校は3校あり、教育環境にも恵まれています。
東京で例えると麻布、六本木の様なエリアと言えます。
首都圏を巡る鉄道網MRT3号線（環状線）の計画でモントキアラにも新駅ができる予定です（2028年頃開通予定）。
◆サウジャナ、アラダマンサラ（Saujana / Ara Damansara）
クアラルンプール日本人学校とスバン空港があり、多くの日系工場があるシャーラム地区に近いので、古くから日本人が多く居住する地区です。ゴルフ場も多いです。
アラ・ダマンサラは、2016年のLRT線延長に伴い都心へ電車で移動可能となり、開発ラッシュです。
朝夕の通勤・帰宅の混雑は凄まじいものがあります。
◆KLCC/ブキビンタン （KLCC/ Bukit Bintang）
マレーシアの商業、観光の中心エリアでクアラルンプール随一の目抜き通り、ブキビンタン通り周辺地区です。高級ブランド品を集めた有名モール パビリオン、伊勢丹等の高級モール、マリオット、ウエスティン、リッツカールトン等の高級ホテルも立ち並んでいます。東京で例えると銀座の様なエリアです。
外国人向けの高級コンドが多く、クアラルンプールのシンボルであるツインタワーとKLCC公園の周辺、旅行者が多いブギビンタンエリアに住む方も多くいます。
また、今年開業したブキッ・ビンタン・シティ・センター（BBCC）には三井ららぽーとモールが入店し、新たな人気スポットとなり始めています。
◆ミッドバレー / バンサー・サウス （Mid Valley / Bangsar South）
ミッドバレーは、世界でもトップ10に入るショッピングモールがあるエリア。ミッドバレーの隣のクアラルンプールエコシティに新築コンドがあり、大型モールの近くという圧倒的利便性から日本人にも人気です。クアラルンプール日本人会もミッドバレーから徒歩圏にあります。
バンサー・サウス地区はオフィス、モール、高級住宅地と開発が進み、沢山のコンドミニアムも開発されています。LRTのユニバーシティ駅が徒歩圏内で、通勤にも生活にも便利な新しいエリアとして現地人にも日本人にも人気です。
◆タマン・デサ （Taman Desa）
ミッドバレーの南側に位置するタマンデサは、地元中流層が古くから暮らすゆったりした環境の地区で、都心からも近く新しいコンドミニアムも増えています。手ごろな賃料で借りれるコンドミニアムも多く、日本人会に近く、日本食レストランも多いので、MM2H（マレーシアにセカンドホームプログラムで滞在する方々）にも好まれるエリア。クアラルンプール日本人学校への送迎バスも通り、高速のアクセスが良いので工業団地などに働く日本人駐在員に人気があります。
住みやすい街
クアラルンプールには紹介したエリア以外にもたくさんいいエリアがあります。
どのエリアも一長一短があり、居住選びの際に何を重要視するかによって評価は分かれるかと思います。
ただ、10年以上この街に住んでいますが、日本と比べてもこの街は居住環境が整っていると実感しています。
