フィリピン:英国で開催されるASEAN-G7外相会議にフィリピンが参加 / フィリピン移民局、フランスからの乗客の渡航禁止措置を実施 / フィリピン移民局、偽装結婚を斡旋した日本人逃亡者を逮捕
フィリピン PICKUPニュース 2021.12.20
著者:gramフェロー
公開日:2021年12月20日
フィリピンは、イギリスのリバプールで開催される予定の東南アジア諸国連合(ASEAN)・G7外務・開発担当大臣会合に参加し、ワクチンの公平性や世界的な健康安全保障の課題など、地域的・世界的な問題について議論する。外務省は12月10日(金)に発表した声明の中で、ASEANおよびG7の外相とワクチンや世界的な健康の安全保障、インフラ、技術、男女平等、安全保障の共有、その他の地域的・世界的な共通の関心事に関連する事項について意見交換を行う予定であると述べている。これは、ASEANとG7の外相レベルでの初めての会合となる、と同局は付け加えている。ASEANは、オーストラリア、インド、韓国とともに、リバプールで開催されるG7の会合にゲストとして招待されており、今年のG7の議長国であり会議のホスト国でもある英国は、今年ASEANにとって11番目の対話パートナーとなった。
ソース:Manila Bulletin
https://mb.com.ph/2021/12/10/ph-to-join-asean-g7-foreign-ministers-meeting-in-uk/
フィリピンの移民局(BI)は、12月10日からフランスを同国のレッドリストに含めることを実施する準備が整ったと発表した。フランスからの旅客は一時的にフィリピンへの入国が禁止される。また、入国前14日以内にフランスに行ったことがある乗客も入国禁止の対象となる。ただし、フィリピン人は政府または非政府主導の送還便で帰国することができる。このヨーロッパ諸国に対する渡航禁止措置は12月15日までであり、BIは現在、南アフリカ、ボツワナ、ナミビア、ジンバブエ、レソト、エスワティニ、モザンビーク、オーストリア、チェコ共和国、ハンガリー、オランダ、スイス、ベルギー、イタリアの14カ国からの渡航を禁止している。
ソース:Manila Bulletin
https://mb.com.ph/2021/12/09/bi-ready-to-implement-travel-ban-of-passengers-from-france/
フィリピン移民局(BI)は、居住ビザ取得のために同胞とフィリピン人との間で偽装結婚を斡旋した容疑で政府から指名手配されていた日本人を逮捕した。その時、一緒にいた偽のNBI捜査官が作戦を妨害しようとしたため、彼もまた、権限の簒奪と司法妨害の容疑で逮捕された。逮捕された日本人は、公証された婚姻証書に虚偽の記載をした疑いで東京簡易裁判所から逮捕状が出されていた。日本政府は、容疑者が共犯者と共謀して長期滞在ビザを取得させようとしたと主張している。また容疑者は、フィリピンで発行された二人の偽装結婚証明書を川口市の市民登録事務所に提出しており、その後日本政府は、この婚姻証明書とフィリピンでの市民結婚式が詐欺であることを発見していた。
ソース:Manila Bulletin
https://mb.com.ph/2021/12/08/bi-nabs-japanese-fugitive-arranging-fake-marriage/
フィリピン 関連記事