タイ:雄ゾウが象使いを踏み潰して死亡させる / 大麻の完全合法化を推進 / UAE、6万人のタイ人労働者を受け入れ

タイ

タイ PICKUPニュース 2021.12.17

著者:gramフェロー
公開日:2021年12月17日

1.雄ゾウが象使いを踏み潰して死亡させる (Bull elephant stomps mahout to death)

12月9日の夜、ピプン地区のプランテーションでゴムの丸太を運んでいた雄の象が、象使いに牙をむき、踏みつけて死亡させた。その後、象は逃げ出したが、家畜監視員が鎮静剤を射って捕獲した。象使いの遺体は引き裂かれ、認識できないほど踏みつけられていたという。象使いはスラートタニのウィアンサ地区からナコンシータマラートのピプン地区で仕事をするために6輪トラックで象を連れて行った。そしてその日、ゴムの木の丸太を運んでいるときに、象は非常に興奮して象使いを攻撃し、その後逃げてしまったという。午後9時頃、家畜監視員が象を発見し、鎮静剤を投与した。その後、象はトラックでウィアンサ地区の管理区域に運ばれた。
ソース:Bangkok Post
https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2229959/bull-elephant-stomps-mahout-to-death

2.大麻の完全合法化を推進 (Ministry pushes full cannabis legalisation)

タイ公衆衛生省は来年、大麻のすべての部位の合法化を推進し、大麻の完全な使用と商業化を妨げる最後のハードルを取り除く予定である。タイは先に、大麻の茎、根、葉、小枝をカテゴリー5の麻薬リストから削除したが、花と芽は残していた。9日に発効した新しい麻薬法では大麻やヘンプはなくなっており、次のステップは、同省が新法に基づいて全5分類の改訂麻薬リストを発表することである。11日の発表によると、1種類を除いたすべての形態の大麻がリストから除外され、唯一の例外は、テトラヒドロカンナビノール(THC)が0.2%以上のカンナビジオール(CBD)抽出物であるという。新しいリストが発効すると、オイル、石鹸、化粧品、サプリメントなど、通常はTHCが0.2%以下の大麻製品を自由に作って使うことができるようになる。今後は大麻抽出物を含む認可された医薬品を、すべての人が利用できる国民皆保険制度の主要な医薬品リストに載せたり、来年からは茎、根、小枝、葉、つぼみ、花、種のすべてを麻薬リストから削除したりすることを目指す。
ソース:Bangkok Post
https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2230303/ministry-pushes-full-cannabis-legalisation

3. UAE、6万人のタイ人労働者を受け入れ (UAE opens door to Thais)

労働省は、アラブ首長国連邦の人的資源・首長国化省との間で、新たに6万人の労働者をアラブ首長国連邦に派遣するための了解覚書を締結する。9日に同省の大臣は、両者がサービス、産業、医療分野での雇用機会に焦点を当てており、このキャンペーンを支援するために雇用センターと労働開発研究所が設立される予定であると述べた。また、タイの労働者の面倒を見て彼らのスキルの開発と移転を支援してくれているUAEへの感謝の言葉と、この協定は海外で不法に働くタイ人労働者の数を減らすことにも役立つことを述べた。UAEでは熟練労働者の需要が高く、タイは受付、料理人、マッサージ師などの職業の労働者が多いことで知られている。
ソース:Bangkok Post
https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2229499/uae-opens-door-to-thais


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