日本映画が大好調!「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」韓国で観客数200万人突破!

東アジア

日本映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が韓国で公開18日で200万人突破!
「レトロマーケティング」の流行と、昔のファンに加えて新たな層も魅了し、大ヒットとなりました。SNSのレビューでは、ゲームファンからの熱い反応が寄せられ、3Dや4DXでも圧倒的な迫力を楽しめると好評です。今後の人気持続が期待されます。

日本映画が大好調!「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」韓国で観客数200万人突破!

   著者:韓国gramフェロー 田中 桃子
公開日:2023年5月28日

映画公開18日で200万人突破

世界的に話題になっている日本映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が韓国で先月26日に公開され、公開18日で観客数200万人を突破しました。

観客動員数462万人の「ザファーストスラムダンク」より10日早く200万人に突破したと、韓国でもかなり話題になっています。

(引用元:‘슈퍼마리오 브라더스’, 200만 관객 달성 https://m.ekn.kr/view.php?key=20230515010003510

レトロブームで映画が人気に

韓国では現在、過去に流行した製品などを復活させる「レトロマーケティング」が流行しています。最近では映画スラムダンクの流行で、昔を懐かしんだ大人たちが映画館に殺到し、映画業界は新たなファンを獲得することに成功しました。

そして今回、子ども時代にスーパーマリオブラザーズをプレイした20~40代の大人たちが映画館に訪れ、さらにゲームを知らない子ども達も楽しんでみられるストーリーということで「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」も多くの観客を集めることができました。

実際の映画館での様子

筆者も映画館に行き「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を実際に観てきました。客層は親子連れやカップル、年配夫婦、一人で来ている人など様々で、盛り上がるシーンでは会場で楽しそうな笑い声が聞こえました。

映画館にはマリオの大きなパネルがあり、上映後に子どもたちが写真撮影を楽しむ姿も多くみられました。

映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」インターネットでの反応

映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を観に行った韓国人のSNSのレビューをいくつか紹介します。

―4DXで観たけど、とても美しい!20回は観たい!
—クッパは悪役だけど、クッパの気持ちもわかる。自分もピーチと結婚したい、、、
—クッパって英語の名前じゃなかったの!?(英語名はバウザー)
—マリオのゲームをしたことがある人は無条件に好きな映画。
—ゲームがそのまま映画になったみたいで楽しかった。
—映画館のスクリーンでゲームをしているような気分になった。
—子ども時代の思い出とかわいいキャラクター、声優も素晴らしかった。
—観ている間ずっと楽しくて笑っていた。グラフィックは言うまでもなくストーリーまでしっかりしていた。
—最近はアバターなど上映時間が長い映画が多かったが、マリオは90分ほどで気軽に観ることができた。
―幼少期からマリオと一緒に育ったので少し新しい要素が加わっていたのが感じられたが、とても楽しめた。
—マリオカートをやったことがある人は必ず観たほうがいい!
—マリオが好きで観に行ったけど、愛と勇気が世界を救うストーリーで泣いた。
—マリオカートが出てきた時興奮した!

今回のレビューに一番多かったのは「スーパーマリオブラザーズ」をプレイしたことがある人なら好きな映画だ、という感想でした。映画の細かなシーンも気にしてみるとマリオ関連のゲームで登場する建造物などが登場するため、こういった感想がかなり多かったのだと思います。

また、3Dや4DXで見ると圧巻の迫力という感想も多かったです。韓国では3Dや4DXが大人気で、筆者は2Dのチケットしか手に入らなかったので少し残念です。

マリオとドミノピザがコラボ!

韓国のドミノピザでは5月5日の子どもの日から期間限定で、映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のピザを3種類発売し、マリオのグッズとコカコーラを4900ウォン(約490円)で購入できるキャンペーンを開催しています。

かわいらしいグッズが人気で、インスタグラムで「#ドミノピザ」で検索すると多くの写真が載っていました。

(引用元:[생활경제 이슈] 도미노피자, 슈퍼마리오 굿즈 스페셜 딜 진행 外 (lawissue.co.kr)
https://m.lawissue.co.kr/view.php?ud=202304281709319048204ead0791_12

まとめ

先月26日韓国で公開された映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が公開18日で観客数200万人を突破しました。韓国で流行している「レトロマーケティング」とも上手く合わさり、幅広い客層を掴みました。

インターネットでの反応も良好で、今後も映画の人気は長く続くと予想されています。

関連記事一覧