ソーシャルリスニング Trend Word:核・Nuclear
「ソーシャル」を「リスニング」=傾聴する、ということ。
ロシアのウクライナ侵攻による原子力発電所への砲撃、核ミサイル攻撃への懸念により日本でも議論が活発している「核・Nuclear」について日本、世界のTwitterでどのようにつぶやかれ、捉えられているかを調査、比較しました。
ソーシャルリスニングは、SNSでの呟きを収集し、分析することでトレンドを事前にキャッチし行動を予想することがます。また地域ごとに収集し、分析することで、容易に比較し、傾向を知ることもできます。
前回、行った「プーチン 」「ゼレンスキー 」の調査では、多くの方が関心を持っていたようで多くのアクセスをいただきました。今回の「核・Nuclear」も世界の人々にとってもとても重要な関心ごとだと感じ取れます。
今回のTrend Wordは「核・Nuclear」
著者:gram
公開日:2022年3月8日
「核・Nuclear]」のツイートからみる傾向
日本:
・日本では核抑止力を働かせるべきと言う主張
・今こそ核保有の議論をすべきと、非核三原則を堅持すべきと言うのはお花畑という主張
・一方で、核保有できるまで近隣諸国が黙っておとなしく見てくれると思うことこそお花畑だという意見
・今こそ非核三原則を維持すべきという意見に割れるが、核抑止力を働かせるべきという意見が多いように見える
海外:
・海外では、プーチンを21世紀のヒトラーとたとえ、核の脅威から脅かされてしまうという主張
・ロシアは経済的にはスーパーパワーではないから、エネルギー輸出を止めてその経済力を減じてしまえという意見
・ロシアの資産は32%がユーロ、22%が金、16%がドル、13%が元なのだから、ロシアの中央銀行への制裁をすべきであり、それこそが「核」とも言うべきオプションだという意見などが見られる。
・原子力施設への攻撃についても非常に関心を持って触れられている
書き込み数・書き込んだ人の数(Key Insights)
・トータルメンション:核・Nuclearについての書き込み数
・ユニークオーサー:核・Nuclearについて書き込んだ人の数
解説: トータルメンション3M(300万)に対しユニークオーサー323K(32.3万人)。1人が複数回つぶやいていることがわかる
解説:英語でのトータルメンション 8M(800万)に対しユニークオーサー1M(100万人)。英語圏でも1人が複数回、書き込んでいることがわかる
山のきっかけになった話題は?
日本語 Volume Over Time
①
②
英語圏で山のきっかけになった話題は?
①
②
③
ポジティブ・ネガティブの割合(Sentiment)
日本語:ポジティブよりネガティブが多い
英語:日本よりも圧倒的にポジティブよりネガティブが多い
関連ワード (Word Cloud)
日本語「核」の関連ワード
英語「Nuclear」の関連ワード
ソーシャルリスニングとは?
「ソーシャル」を「リスニング」=傾聴する、ということ。
企業マーケターにとって絶対的スタンダードとなっていくマーケティング施策「ソーシャルリスニング」。
SL TrendWordでは、1つのワードをソーシャルリスニングを使い分析します。