2023年、インド観光ビザの制限変更!ビジネスビザが新たな滞在選択肢に
インドへの観光ビザはオンラインで取得可能で、30日間のダブルエントリービザ、1年または5年の複数回エントリービザがあります。しかし、2023年からは1年間で滞在できる期間は最大180日間に制限され、以前のようなビザランも不可能になりました。
5年間の観光ビザでも実質滞在できるのは2年半であり、長期滞在を希望する場合はビジネスビザや学生ビザを考慮する必要があります。
(引用元: https://indianvisaonline.gov.in/)
インド:オンライン観光ビザ(e-Tourist visa)でビザランが不可能に!
著者:インドgram fellow KINGFISHER
公開日:2023年3月27日
- ドナルド・トランプ前大統領圧勝!米国大統領選挙|海外の反応
- 大谷選手の活躍と初のワールドシリーズ制覇!2024ワールドシリーズ|海外の反応
- 早くも衆院解散!石破茂新首相誕生|海外の反応
- 大谷翔平 史上初の50本塁打50盗塁達成!MLB界に衝撃走る|海外の反応
今まではビザランができたけれど…
1年間と5年間のビザは、アメリカ、イギリス、カナダ、日本国籍の人に限り、連続して180日間滞在が可能です。そのため、180日間を迎える前に一旦インド国外へ出て再度インドへ戻るという、いわゆるビザランをすることで長期間に渡ってインドに滞在できていました。
ところが2023年が始まってわずか数ヶ月、いきなり大きな変更がありました。観光ビザは1年のうち180日間だけの滞在許可となったのです。つまり1月1日から12月31日までの1年間、何度でも出入国はできますが、滞在日数は合計180日間までということです。
いきなり法律が変更するインド
インドで滞在日数の延長が厳しくなるかもという噂は、実は以前から耳にしていました。2月の終わりになって噂は現実のものになってしまいました。いきなりの法律変更です。インド政府の観光ビザ申請ページにも以下のようにはっきりと記載されています。
Stay:
Maximum stay in India during one Calender Year should not exceed 180 days for 1 year and 5 year Tourist Visa.
(引用元: https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html)
すでに観光ビザを取得済みの場合、同ページの真下にあるCheck Your Visa Statusで再度自分の観光ビザをダウンロードしてみてください。そうすると、以下の画像でもお分かりいただけるように2行目で確かに変更があり、
Maximum stay in India during one Calender Year should not exceed 180 days
と明記されています。
観光ビザは他のビザに変更可能?
現在観光ビザを保有していて、学生ビザやビジネスビザへの変更は可能なのでしょうか。インド政府の観光ビザ申請ページにあるFAQのセクションでは以下の質問があります。有効期限内では変更不可のようですが、詳しくはe-visaヘルプデスクなどに尋ねてみてください。
Q10. Can I convert my e-Visa to any other Visa?
Ans- No, e-Visa is non-extendable and non-convertible.
(引用元: https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html)
まとめ
今回の法律変更により、インドの5年間の観光ビザを保有していても、実質滞在できるのは2年半だけです。1年の観光ビザなら半年間だけです。ビザランも不可能になったため、インドに長く滞在したい場合は観光ビザを取得する前に、ビジネスビサや学生ビザも視野に入れてみてください。