インド:やり投げでインド初のオリンピック陸上競技での金メダル獲得 / ナレンドラ・モディ総理大臣、UNSCの海上保安についてのディベートに出席予定 / 歴史に残る瞬間:航空母艦ヴィクラント、無事帰還
インド PICKUPニュース 2021.08.26
著者:gramフェロー
公開日:2021年8月26日
ニーラジ・チョプラはインドの歴史に名を残す人物となった。チョプラの金メダル獲得はインドにとって今回のオリンピック初の金メダルとなっただけでなく、陸上競技史上初の金メダル獲得となった。インドはこの金メダルを合わせて合計7つのメダルを獲得した。内訳は、金メダル1つ、銀メダル2つと銅メダル4つである。23歳のチョプラは予選から86.59mという記録を出してインドの期待とされた。そして87.58という記録でチェコの選手に打ち勝った。銀メダルは86.67mを飛ばしたチェコのヤクブ・バドレイフ、銅メダルは85.44mのヴィステラフ・ヴェセリー選手だった。
ソース:India Times
https://www.indiatimes.com/sports/neeraj-chopra-wins-gold-in-javelin-throw-indias-first-in-olympics-track-and-field-546712.html
ナレンドラ・モディ総理大臣は「海上保安体制強化」の議題で行われるハイレベルのオープンディベートに出席する予定である。これは国際協力の取り組みの一部であり、8月9日にオンライン開催予定となっている。外務省によると、この会議には州や政府の責任者や国際連合安全保障理事会の人々も参加することが見込まれているとのこと。このオープンディベートでは海事犯罪への効果的な対処などに注目し、海事関連の課題解決に向けての議論が行われる予定。
ソース:The Indian Express
https://indianexpress.com/article/india/pm-narendra-modi-to-chair-unsc-debate-on-maritime-security-cooperation-7444900/
インド海軍の航空母艦ヴィクラントが40,000トンの軍艦の性能試験を行う5日間の海上公試を終えて帰還した。約23,000億ルピーの費用で建造されたヴィクラントは、2022年8月までにインド海軍へ導入されるのに先立ち、海上公試として8月4日に高知から出航した。インドは航空機運搬船を独自に設計および製造する能力を備えた国々と協力する予定。また、政府による「Make in India」の取り組みの推進力ともなる。さらに、インド洋地域(IOR)におけるインドの地位と、外洋海軍への探求も強化されることが期待されている。
ソース:Hindustan Times
https://www.hindustantimes.com/india-news/historic-moment-for-india-aircraft-carrier-vikrant-returns-after-sea-trials-101628477884494.html
インドは8月17日、カブールからインド大使と外交官を自国へと避難させた。ナレンドラ・モディ首相は内閣国防委員会と会議を開き、全てのインド国籍の人々の安全な帰国と、助けを求めるアフガニスタンの人々へのサポートの実行について協議した。その結果、アフガニスタンに滞在する全てのインド人を帰国させることになったと発表した。これは2回に分けて行われた。初めに、インド大使を含む約150人が輸送機C-17に乗り帰国した。その後、45人の外交官と警備員を同じように退避させた。インドの外交官らの退避を実行するにあたり、2つの事柄に注意していた。1つ目はアフガニスタンで働く外交官らの安全を守ること、2つ目はアフガニスタンの人々にインド人の一斉帰国にアフガニスタンを放棄するような意図はないことを示すことだった。
ソース:Hindustan Times
https://www.hindustantimes.com/india-news/india-evacuates-diplomatic-staff-amid-afghan-turmoil-101629247203647.html
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