マレーシアの「フードコート文化」

マレーシア

以前の記事でマレーシアの外食文化について解説しました。

その外食文化の豊かさを味わうには、モールなどに入っているフードコートを訪れるのが一番です。

そこには何とも言えない素敵な世界が広がっています。

うれしくて思わず静かに笑みを浮かべるか、心の中で拍手喝采を送ってしまいます。

そこで今回はマレーシアのフードコート文化について解説します。

マレーシアの「フードコート文化」  

   著者:マレーシアgramフェロー Malay Dragon
公開日:2023年12月14日

フードコート

マレーシアのフードコートはグルメの宝庫です。

一日中冷房の効いているショッピングモールは、快適で安上がりで便利な場所です。家族みんなでフードコートで夕食を食べ、その後モール内をじゃらんじゃらん(ゆっくりと歩き廻る)するというライフスタイルが一般的です。

日本のフードコートと同じように、広い共用の座席スペースで多種の飲食店の料理を楽しめるスタイルです。手ごろな値段で便利で、マレーシア人もこのフードコートを日常使いしています。

ローカルな雰囲気の屋台に抵抗がある人でも、フードコートなら気楽に安心して利用できます。

利用方法は日本のフードコートと同じで、

・空いているテーブル・イスに座る。
・それぞれの屋台に行って料理を注文。
・店員さんに席を教える(席の方向を指差せば顔を覚えてちゃんと料理を運んできてくれる)。
 テーブルに番号がふってあるときはその番号を伝える。
 注文したその場で料理を受け取る店もある。
・飲み物は、ドリンク屋の店員さんが席まで来るのでその人に注文する。
 (食べ物屋ではドリンクは販売していない)
・料理が運ばれて来たら受け取ってお金を払う。
 最近では、ブザーを渡され、鳴ったら取りに行く。

マレーシアならでは

マレーシアの多くのフードコートはハラル(イスラム教徒のルール)対応しています。

ハラルでは豚肉を食べることが禁じられているので、通常豚肉を使った料理は別の肉でアレンジされています。

クアラルンプールのおすすめのフードコート

「Malaysia Boleh」
   住所: B1-01B, Shoppes at Four Seasons Place, 145 Jalan Ampang
   営業時間:10:00~21:00 (無休)
店内はマレーシアの1960年代を再現していて、どこか懐かしい落ち着いた雰囲気を楽しめます。マレーシア各地の人気料理を選ぶ楽しみがあります。

「Food Republic」
   住所: Lot.1.41.00 – 1.51.00 & P1.13.00 – P1.20.00, 168,Bukit Bintang St, Bukit Bintang
   営業時間:11:00~22:30
東京の銀座にあたるクアラルンプールの中心地にある人気のモール「Pavilion」の地下フードコート。清潔で明るく開放的で、店もたくさんあり、観光客でも気後れしません。

「KLCC Signatures Food Court」
   住所:201A-C, Jln Ampang, Kuala Lumpur City Centre
   営業時間:10:00~22:00
総座席数が1500を超える、広々として開放的なフードコート。
23のフードコート店、6つのキオスク、7つのレストランと、選択肢がいっぱいです。全体的に味が良く、価格も手頃です。KLCCのようなプレミアムな場所で食事をしていると考えるとお得な感じがします。

「十號胡同(Hutong Food Court)」
   住所:LG Floor, Lot 10 Shopping Centre, 50, Jln Sultan Ismail
   営業時間:10:00~22:00
マレーシア国内の有名レストランが集結してフードコートとなっています。屋内で楽しめる屋台街(ホーカー)といったイメージです。少し暗めの店内で夜市に迷い込んだようで、何を食べようかと探しているだけでワクワクします。

文化遺産

食にはその国の文化や歴史が濃く凝縮されます。

多民族国家の特徴が詰まっている「マレーシアの食」は、失くしてはならない立派な文化遺産だと痛感しています。

Malay Dragon

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マレーシア・シンガポール在住のgramフェロー 経済上から時事ネタ、現地のマナーまで幅広く執筆。

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