インドネシア: 絶滅危惧種のスマトラトラ、罠にかかる / 薬、化粧品類にもハラル認証を義務化 / MD Pictures、テンセントからの株主割当増資で海外進出試みる / ASEAN、持続可能なエネルギーの未来を目指したミッションへ

インドネシア

インドネシア PICKUPニュース 2021.10.27

著者:gramフェロー
公開日:2021年10月27日

1. 絶滅危惧種のスマトラトラ、罠にかかる(Sumatran tiger found dead, ensnared in Bengkalis)

リアウ州の村で一頭のスマトラトラが罠にかかり、遺骸として発見された。リアウの自然保護団体(BBKSDA)で活動するFifin Arfiana Jogasara氏 によると、発見された場所は人の手がかかった森林地帯で、近くの農業地帯で作業をしていた村人が発見し、ブキットバトゥ警察署に通報したそうだ。Jogasara氏は公にこの様な罠を仕掛けることは、法令 No.5/1990に反すると呼びかけた。さらに、「故意にこの法律を無視した者には最長5年の懲役、最高1億ルピアの罰金、誤って無視した場合は最長で1年の懲役、最高で5千万ルピアの罰金が課される可能性がある」とJogasara氏は語った。スマトラトラはインドネシアに生存する唯一のトラで、他二種類は既に(バリトラは1937年、ジャワトラは1970年代)絶滅している。現在生存しているスマトラトラの具体的な数は分かっていないが、約300〜500頭であるとみられる。
ソース:ANTARA
https://en.antaranews.com/news/194737/sumatran-tiger-found-dead-ensnared-in-bengkalis

2.インドネシア、薬、化粧品類にもハラル認証を義務化(Indonesia Begins Mandatory Halal Certification on Drugs, Cosmetics)

インドネシア政府は2021年10月17日より、国内に輸入され、流通・販売されるすべての薬類と化粧品類に政府承認機関からハラル認証を得る義務を課した。世界で最もムスリムが多い国であるインドネシアでは、イスラーム法で許された加工法の食べ物しか口にできない。食べ物だけでなく、日常的に使う製品においてもハラル認証を受けた物を使う。そこでムスリムのためにハラル認証の段階的強化を進めている。今回のハラル認証強化プロセスは第2段階目となる。第1段階目は2019年10月から始まり、当時は食料品、飲料、食肉加工方法の見直しに注力した。そして今回の第2段階目は2026年までで、薬や化粧品類、衣服、消耗品などにも注力する予定であると述べた。ハラル認証をする商品は膨大であるため、最低でも5年はかかるとのことである。前回から今回の認証方法の変更点としては、ハラル審査員のコンプライアンス違反などを管轄する権限が政府に委ねられたことであるそうだ。
ソース:Jakarta Globe
https://jakartaglobe.id/business/indonesia-begins-mandatory-halal-certification-on-drugs-cosmetics

3. MD Pictures、テンセントからの株主割当増資で海外進出試みる(MD Pictures Looks Forward to Overseas Expansion After Tencent Buy In)

インドネシアの大手映画制作会社であるMD Picturesは今後、海外進出を目指すという目的で中国のテンセントから5,000万ドルの少数株主割当増資を受けた。MD Picturesの創業者であり最高経営責任者であるマノジ・パンジャビ氏は、「テンセントは、他国で既に行ったように、インドネシアでのコンテンツ制作事業に進出したいと考えており、弊社MD Picturesはグローバルな展開を支援してくれるパートナーを探していたので、良い組み合わせです」と述べた。今年、VODを含む様々なプラットフォームでデジタルメディア・コンテンツの需要が高まっており、同社の株式は昨年から236%上昇していて、2021年は飛躍的成長を遂げた一年となっているそう。
ソース:Jakarta Globe
https://jakartaglobe.id/business/md-pictures-looks-forward-to-overseas-expansion-after-tencent-buy-in

4. ASEAN、持続可能なエネルギーの未来を目指したミッションへ(Asean on a Mission towards a Sustainable Energy Future)

ASEANは今後に向けて持続可能なエネルギーを生産していく計画を試みていて、バイオ燃料やクリーンコール技術などを最適利用することでこの実現を目指している。この「エネルギー協力のためのASEAN行動計画(APAEC)」は、各フェーズ5年の2つのフェーズに分けられている。2016年から2020年までの第1フェーズでは、2018年の一次エネルギー供給総量に占める自然エネルギーの割合を13.9%にするなど、大きな成果を上げたと報告している。第2フェーズでは、2025年までに自然エネルギーの割合を23%に引き上げることを目標としている。しかし、これには多額の投資が伴い、2040年までには約5,080億ドルの電力投資が目標達成には不可欠だとされている。そのため、これからは投資環境を整えることに注力することがASEANの課題となっている。
ソース:Jakarta Globe
https://jakartaglobe.id/news/asean-on-a-mission-towards-a-sustainable-energy-future  

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