タイ:11月1日より46カ国からの訪問者を歓迎 / タイポスト社がドローンによる小包配達をテスト / バンコクでは人口の70%がワクチン接種を完了
タイ PICKUPニュース 2021.10.29
著者:gramフェロー
公開日:2021年10月29日
タイのプラユット首相は、11月1日から、従来発表されていた新型コロナウイルス低リスク国10カ国のみの代わりに、46カ国からの訪問者にタイを開放すると発表した。
この46カ国からの訪問者は、最初の低リスクグループと呼ばれ、完全な予防接種を受け、飛行前の検査結果が陰性であることを証明する場合、検疫なしで空路でタイに入国することができる。また、到着後に再度検査を受けることに同意しなければならない。首相は約10カ国の観光客が11月1日から同じ条件で検疫なしでタイを訪問できるようになると発表していたが、当時の情報によると、観光客が訪問できるのは17箇所であり、このリストが再開後も適用されるかどうかは不明となっている。
ソース:Bangkok Post
https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2201875/thailand-welcomes-visitors-from-46-countries-from-nov-1
タイポスト社は20日、ドローンを使った配達実験を行った。この実験は、シンブリ工科大学で行われ、医薬品を積んだドローンを約500メートル先の目的地まで飛行させた。タイポスト社の担当者によると、シンブリは洪水の被害を受けている県の一つであり、従来の配達方法では対応できないため、実験場所として選ばれた。タイポスト社の社長は、新サービスが開始されれば、ドローンで配達される最初の小包は遠隔地に住む患者に届ける医薬品になるだろうと述べている。無人化サービスの開始日は決まっていない。また、同社長はドローンの導入は、サービス向上のために新しい技術を導入するというタイランドポストの取り組みの一環であると述べている。
ソース:Bangkok Post
https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2201195/thailand-post-tests-parcel-delivery-by-drone
バンコクでは、これまでに人口の70%(543万人)が新型コロナウイルスワクチンの2回目の接種を受けている。バンコク副知事は、来月にはワクチンを接種した外国人観光客を受け入れるという政府の方針に沿って、バンコクの営業再開の準備が整ったと19日に述べた。バンコクでは19日に1,037人のコロナウイルス感染者が発生し、さらに10人が死亡した。副知事によると、新たな感染者のうち812人は首都圏で発生し、残りの225人は他の地方に住んでいるがバンコクの病院で治療を受けたという。また、首都では70.63%に当たる543万人がこれまでに2回目の接種を受けているというが、10月30日までに80%の人が2回目の接種を受けることが期待されている。
ソース:Bangkok Post
https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2200559/70-of-population-in-bangkok-now-fully-vaccinated
タイ関連記事 地域概要情報 タイ(Thailand)