台湾で人気ECサイト「蝦皮購物 (Shopee)」を利用してみた!

台湾

台湾には複数のECサイトが存在しているが、とくに下記の3つのサイトが有名である。

・PCHome
・momo購物網
・蝦皮購物 (Shopee)

各サイトとも豊富に商品を扱っているが、PCHomeはやはり名前にPCと付いているだけあって、PC関連の商品、家具系や家の中で使用する物を中心に取り扱っている感じである。上記3つの中では、MOMOの取り扱い商品が比較的少ない。
ここでは、近年人気が高い「蝦皮購物 (Shopee)」を現地で利用し、感じたことについてレポートする。

台湾の人気ECサイト「蝦皮購物 (Shopee)」体験レポート

   著者:台湾gram fellow
公開日:2021年1月11日

台湾ECサイトの酒類の扱い

台湾のECサイトに言える事がありそれは、酒類の部分がごっそり無いのである。ECサイト内で酒類を探そうとしても、台湾ではウェブ上での自由な酒類の販売自体が制限されていて見つからない。したがって、台湾では日本の様に店頭にないお酒をオンラインショップで見つけて購入するということが出来ない。
筆者自身、以前から店舗では扱っていないお酒が飲みたくてウェブで探した時、初めてこの事実を知った。結局、探していた行動そのものがムダに終わり、非常に落胆した。
台湾のECサイトでは特定の販売禁止品目はあらかじめ排除されている為、日本の様にありとあらゆる物が販売されている、とは言い難い。これぞ台湾スタイル。

台湾で有名なECサイト

「PCHome」(画像元:PCHome)
「momo購物網」(画像元:momo購物網)
「蝦皮購物 (Shopee)」(画像元:蝦皮購物)

使いやすさ

自身でもよく使用しているシンガポールに本社を置くECサイト「蝦皮購物 (Shopee)」。ちなみに中国語で「シャピー」と読む。まず、実際に筆者自身がこの「蝦皮購物 (Shopee)」を利用した際、良かったと思われた項目を下記に挙げてみたい。

 蝦皮購物 (Shopee)良い点
 ・年単位・不定期・複数回行われる特大セールで送料を賢く節約できる
 ・消費者を魅了する時間限定や期間限定の特売がある
 ・取り扱い商品や種類が豊富で、複数のショップから選択して購入できる
 ・質問があればバイヤーに直接チャットで質問でき、購入後のギャップが少ない
 ・バイヤーがいつの時間帯にオンラインまたはオンラインなのか、直接ステータスが表示される
 ・外国人であっても中国語で質問すれば、バイヤーが応答してくれる

先に挙げたPCHomeと特に異なるのは、年に複数回行われる特売があることで、これが1番人気を集めている理由ではないかと思う。筆者自身もその機会を毎年楽しみにしながら利用している1人である。
毎年「蝦皮購物 (Shopee)」では、ゾロ目の日に一斉に送料が無料になったり、通常の半額セールがあったりするなど常に消費者を惹きつける魅力が溢れている。
11月11日(独身の日)を日本のニュースを見て初めて知ったが、台湾では独身の日、というより、蝦皮購物 (Shopee)セールの日!なのである。ウェブやCMなどの媒体でドシドシと広告宣伝される12/12の誕生祭など、「蝦皮購物 (Shopee)」には固定のセールがあるので、一年を通してこの日!とあらかじめ計画しやすい。それ以外にも特売の機会が多数あるので目が離せない、賑わいのあるサイトである。
ここで扱っている商品は多岐に渡っており、どこのショップから購入するかは日本同様、既に購入した人がアップした購入レビュー、写真、動画などの評価を参考にできる。また、購入時に質問があれば、サイトに設けられているチャット機能で直接販売者に質問して解決できる。

不便な点

先にも述べたが、飲みたいお酒が店頭で見つからない時がある。日本でならオンラインで難なく入手が出来るのだが、ここ台湾ではECサイトでので自由な酒類の販売・購入が規制されている。
これは「蝦皮購物 (Shopee)」だけでなく、全てのサイトに言える事で、その部分を除けばもう少し便利に感じるのかもしれない。また、登録時に現地の電話番号などを求められるので、現地に居る人しかアカウントを開設出来ない。
その他にも頭の痛い部分は幾つかある。まずそれらを下記に挙げてみた。

 蝦皮購物 (Shopee)不便な点
 ・酒類が一切販売されていない
 ・通年・不定期の特売セール時には、皆が一挙にサイトに集中する為、すぐに商品が売り切れる
 ・スマホで複数のショップのウィンドウを開きながら進むと、表示に時間がかかったり、フリーズしたりする
 ・セール時、一度に大勢がアクセスするためかサイトの表示自体に15分以上も時間が掛かることがある
 ・同じ商品を多くのバイヤーが販売していて、良店・良品を見つけるのに時間が掛かる
 ・日本同様・世界共通かもしれないが、トップランキング商品と実態に差があり過ぎる時がある
 ・購入レビューは良くても商品が良いとは限らない
 ・運が悪ければ、注文した商品が到着前に破損・紛失で届かず、さらに連絡すらないこともある

かつて筆者が実際に体験した例をご紹介する。
普段から使っている香水を持ち歩きたいと思い、携帯用の香水瓶を購入したのだが、どれだけ経っても商品は届かないし、何の連絡も無い。梱包ミスだったのかどうか、詳細は不明だが、運搬の際に破損して送付出来なくなった、と出品者からメッセージが届いた。
自身も購入していた事を忘れるくらい後に判明したことであったが、それ以降は購入するジャンルや購入先には気をつける様になった。

蝦皮購物(Shopee)商品受け取り方法の特徴

元来「蝦皮購物 (Shopee)」で購入した商品の受け取り方法は、コンビニ受け取りまたは宅配のみであったが、ようやく最近になって、市内各地に「蝦皮購物 (Shopee)」専門の商品受取り店舗が設置され、台湾の人々の注目を集めた。
商品受け取り店舗で受け取ると送料が無料になり、運送側・顧客ともに更に利便性がアップし、受け取りの際も効率が良くなった。店内は、コンビニの様なスタイルで、購入者の荷物が集中して届く。

このように、ECサイトごとにオリジナルの受け取り専用の店舗・拠点がもっと拡がれば、現状のコンビニでの荷物受け取りや対応の煩雑さなどの問題も少しは解決するのではないだろうか。

台湾ECショップ内での日本商品の立ち位置とは

昨今は長引くコロナ禍の為、日本に行きたくても行くことができない日本ロスの人が多い。
そういった現状も影響しているのか、日本の人気商品や性能の良い商品は少々値段が張っても売れている傾向がある。
筆者が今回見てみて感じたところ、特にドライヤーやヘアアイロンなどの家電製品分野での日本商品の品質と性能の評価が良く、やはりこちらでも人気が高い。
また、食品類についてはECショップ内で販売されている種類はそんなに多くはないが、家庭用洗剤や漂白剤、液体洗濯用洗剤などの多くは、数多くの出品者が販売していたのは驚いた。
台湾のECショップでは出番の非常に少ないお酒だが、冒頭に紹介した3つのECサイト以外のカルフール(家樂福)など、大型スーパーのECサイトでは店頭取扱商品に限りウェブ上での購入が可能となっている。

現状より更に多くの日本商品が台湾のECショップに登場する事を願うばかりである。

 

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