特集:世界では東京五輪についてどのように報道されているのか?(インドネシア編・前編)
世界では東京五輪についてどのように報道されているのだろうか?
日本のオリンピック開催に向けての取り組みや実態に対し、海外メディアはどのような評価をしているのかを世界の媒体でのニュース記事をリサーチし考察した。
オリンピックはスポーツを通した人間育成と世界平和を目指すことを掲げ、57年ぶりに東京に戻ってきた。しかし2019年12月に新型コロナウィルスが蔓延、2020年に予定されていた東京五輪は延期となる。世界中が注目するオリンピックがこの異例な事態になってしまい、開催国である日本が対応を余儀なくされた。
日本のオリンピック開催に向けての取り組みや実態に海外メディアではどのような評価をしているのかを紐解くため、本稿ではインドネシアのニュース記事を3つ抜粋し、考察した。
著者:gram フェロー
公開日:2021年8月9日
インドネシアでは東京五輪についてどのように報道されているのか?
新型コロナウイルス感染拡大のため1年延期されていた五輪とパラリンピックであったが、IOCと日本政府は2021年の開催を決定した。ウイルスの感染拡大を防ぐために熟慮を重ねた結果、日本は無観客で試合を行うことにした。それだけでなく、インドネシアを含む外国から来た選手とそのスタッフは、オリンピック選手村内でのみ滞在が許される。 インドネシアからの写真家によると、皆が毎日PCR検査を受けなければならず、オリンピック組織委員会が決めた計画に従って日常生活を送らなければならない。
五輪に関する質問の大半は、今年のインドネシアの目標が何であるかだ。 数回の試練の末、インドネシアは計28人の選手を東京五輪に出場させることにした。 インドネシアのジョコウィ大統領は、インドネシアの人々は選手たちが国のためにメダルを持ち帰ることを強く願っていると述べた。 インドネシア人は、インドネシアの選手がオリンピックで上位40位以内に入ることができると信じている。
インドネシアは日本に居住するすべての選手と人々の安全のため、正しい防疫と治療に関するプロトコルに従い、今回の五輪で国の名誉を守ることを希望している。
インドネシア、2020年東京五輪出場選手は28人 ジョコウィ大統領:国民は大きな希望:OkeSport
Indonesia Berangkatkan 28 Atlet ke Olimpiade Tokyo 2020, Presiden Jokowi: Rakyat Menaruh Harapan Besar大統領府のYouTubeチャンネルによると、ジョコウィ大統領は「東京五輪の準備が十分に整っていること、選手たちが成績を上げるために懸命に努力していることを知っている」と述べた。大統領は、ジャイヌディン·アマリ·ユース·スポーツ大臣から今回は28人のインドネシア人選手が日本に向けて出発したという報告を受け、大会に出場するすべての選手がインドネシアのためにメダルを獲得できると楽観している。そのため、選手は集中し、健康を維持するよう求められている。
OkeSport :
https://sports.okezone.com/read/2021/07/08/43/2437413/indonesia-berangkatkan-28-atlet-ke-olimpiade-tokyo-2020-presiden-jokowi-rakyat-menaruh-harapan-besar
2020年の東京五輪でインドネシア選手がベスト40入りの目標を達成できることを願う:Bola.com
Menpora yakin lontingen Indonesia bisa penuhi target tembus 40 besar di Olimpiade Tokyo 2020
青年・スポーツ省の担当ジャイヌディン·アマリ氏は7月27日、インドネシアが2020年の東京五輪の目標を達成できることを願っていると述べ、「東京五輪のランキングがリオ五輪を上回るという目標を達成できることを神に祈ります」と述べた。
Bola.com :
https://www.bola.com/ragam/read/4617131/menpora-yakin-kontingen-indonesia-bisa-penuhi-target-tembus-40-besar-di-olimpiade-tokyo-2020
新型コロナウイルスの最中、インドネシアの写真家が東京五輪を取材:Kumparan
Indonesian Photographer’s Story Covering the Tokyo Olympics Amid the COVID-19 Pandemic新型コロナウイルス大流行に対する懸念の中で、2020年東京五輪は厳しいプロトコルを適用して実施された。この記念すべき機会をとらえるべく、東京五輪を取材するために出発したインドネシアの写真家の一人はシギッド·クルニアワンだった。シギッドは羽田空港で少なくとも5つのチェックポイントを通らなければならなかった。インドネシアのPCR結果、承認済みの「アクティビティプラン」などの書類を要求されることもあった。2020年のオリンピックの開催中、胸と背中に「インドネシア」という言葉を付けている人は皆、国の名声を守る義務がある。
Kumparan :
https://kumparan.com/kumparannews/cerita-fotografer-indonesia-meliput-olimpiade-tokyo-di-tengah-pandemi-covid-19-1wBxO91sdgn
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