【最新情報】コロナ禍のマレーシア入国について解説(2021年9月21日現在)

コロナ時代

5月24日、新型コロナウイルス(COVID-19)変異株の世界的な流行拡大を踏まえ、マレーシア到着後の強制隔離期間の延長等の規制(SOP)の強化が発表され、即日発効しました。
現在、マレーシアの各地域で、条件付き活動制限令(CMCO)もしくは回復のための活動制限令(RMCO)が発令されており、本措置の下で規制(SOP)が順守されています。引き続き外国人のマレーシア入国には制限があり、マレーシア人の海外旅行も禁止されています。

この措置に伴い、現在、特定のビザ・許可を保有する外国人以外は入国できません。

*入国に関する条件等は政府指示のもと変更がある可能性がありますので、必ず最新情報をご確認ください。
(本記事は、2021年9月17日の時点での情報をもとに構成しております。)


コロナ禍のマレーシア入国について解説

   著者:gramフェロー 
公開日:2021年9月21日

1.どんな人がマレーシアに入国できるの?

※現在マレーシアに入国できる方は:
・マレーシア国民の配偶者と子女・永住者・外交官とその扶養家族・MM2H(マレーシア・マイ・セカンドホーム)ビザ保有者 
・就労ビザ保有者(駐在者、技能労働者、知識労働者)及びその扶養家族、並びに外国人メイド
・学生ビザ保有者
・目的を限定とした14日以内の短期商用(潜在的な投資家・既存の投資家・ビジネス顧客・技術者)
に限られています。
※マレーシア入国を伴わない国際線乗り継ぎは可能となっています。
※日本人のマレーシア出国に制限はありません。

出典:マレーシア政府観光局ホームページ マレーシア入国に関して:https://www.tourismmalaysia.or.jp/news/important_20210331.html

なお、直行便かマレーシアへの経由便かに関わらず、2021年4月26日以降はインド、そして5月8日以降はスリランカ、バングラデシュ、パキスタン及びネパールからの渡航者は、マレーシア入国が禁止されています(マレーシア経由で第三国に向かう乗客にも適用されます)。
◇在マレーシア日本国大使館新型コロナウイルス】スリランカ、バングラデシュ、パキスタン及びネパールからマレーシアへの入国制限(2021年5月7日):https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_07052021B.html

また、2020年9月7日時点で新型コロナウイルス感染者数が15万人を超えている国の国籍者、居住中の非マレーシア国籍者、及び滞在中の非マレーシア国籍者で該当するマレーシアの長期滞在パス保持者は、原則として入国ができません(ただし、入国審査を通過せず(マレーシアに入国せず)にトランジットのみ行う者は入国拒否の対象外です)。
◇在マレーシア日本国大使館【新型コロナウイルス】感染者数15万人超の国の国籍者・居住者等の入国拒否(2020年9月19日):https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_04092020.html

2.マレーシアへの入国手続きについて

(1)駐在者等の滞在資格(パス所持者)でマレーシアに出入国する際の手続き

日本の方が駐在者等の滞在資格(パス所持者)でマレーシアに出入国する際には、入国許可証(Entry Approval Letter)の取得が必要です。

なお、駐在者等の資格でマレーシアに入国が許可される方は、原則として下記に限られています:
・現在有効なパスを保持している方
・入億管理局へのパス申請が承認された方
・パスが失効しているが、駐在者委員会(EC:Expatriate Committee)の就労承認の残余期間がある方

詳しくは、下記リンクをご参照ください。
◇在マレーシア日本国大使館 駐在者等の入国手続:https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_17092020B.html

入国許可証の申請方法は、現在保有されているパスの種類によって異なってきます。
駐在者等に関する許可の申請は、下記のオンラインフォームにて可能です:
◇マレーシア入国管理局駐在者サービス課 オンライン申請フォーム:https://myentry.myxpats.com.my/app/

出典:在マレーシア日本国大使館ウェブサイト

また、有効なパスを保有されていない場合は、入国許可証申請前にパスの取得が必要となります。
詳細は下記をご参照ください。
◇マレーシア入国管理局駐在者サービス課:https://esd.imi.gov.my/portal/latest-news/announcement/

(2)短期 及び 長期ビジネス目的の渡航者

短期及び長期ビジネス目的の渡航者は、マレーシア投資開発庁(MIDA)が運用している「セーフトラベルポータル (Safe Travel Portal)」を介した入国許可証の取得が必要です。
◇マレーシア投資開発庁 セーフトラベルポータル:https://safetravel.mida.gov.my/

<短期のビジネス関係者>
いかなるパスも保有しておらず、マレーシアに14日以内の滞在を予定しているビジネス関係者であり、
1.潜在的な投資家
2.既存の投資家
3.ビジネス顧客
4.技術者
に分類されます。
なお、短期のビジネス関係者は、ワンストップセンター委員会の承認と厳格なSOPの順守を条件として、入国後の強制隔離が免除される場合があります。

<長期のビジネス関係者>
有効なパスを保持し、マレーシアに14日以上国内滞在予定のビジネス関係者であり、 マレーシア保健省のガイドラインに従って、強制隔離の対象となります。
長期のビジネス関係者は次のように分類されます:
1.海外にいる新規/既存の駐在員。すなわち有効な雇用パス(EP)およびレジデントパスタレント(RP-T)の保有者
2.PVPを保有する海外にいる新規/既存の外国人技術者
3.地域事業所(Regional Establishments : RE)、地域事業(Regional Operations : RO)、プリンシパルハブ(PH)の代表者を含む、頻繁に出入国を行う外国人ビジネス関係者
4.永住者(Permanent Resident : PR)パスホルダー
5.MM2Hパスホルダー
6.頻繁に出入国を行うマレーシア人のビジネス関係者
7.ソーシャルビジットパス(15日から最長30日、60日又は90日まで有効のもの)を取得してビジネス活動を行うビジネス関係者

なお、これらの手続の詳細については以下をご参照ください。
ご不明点等については、ワンストップセンター事務局産業人材管理・駐在員課(03-2267 3633/3431/osccom@mida.gov.my )が問い合わせ先となっています。
◇マレーシア投資開発庁 プレスリリース:https://www.mida.gov.my/media-release/malaysias-safe-travel-portal-for-business-travellers-goes-live/
◇セーフトラベルポータル:https://safetravel.mida.gov.my/

(3)永住者 / MM2H等の渡航者

下記に該当する渡航者は、各種出入国手続(入国許可申請)をマレーシア入国管理局の「My Travel Pass」システムを経由して行う必要があります:
1.永住者
2.ソーシャルビジット(医療・緊急・死亡等社会的に渡航が考慮されるに値する理由がある目的)で入国する外国人
3.外国人労働者及び外国人メイド
4.MM2H(マレーシア・舞・セカンドホーム)パス保有者
5.高等教育機関への入学
6.マレーシア国籍者、永住者及び居住者パス保有者の配偶者
7.マレーシア国籍者の出国申請

詳しくは以下のリンクをご参照ください。
◇在マレーシア日本国大使館 My Travel Passシステム上での各種入国手続き:https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_08102020C.html
◇マレーシア入国管理局 My Travel Pass:https://mtp.imi.gov.my/myTravelPass/main

また、下記に該当される方は最新の情報をご確認ください。
◇MM2H(マレーシア・マイ・セカンドホーム)パス新規申請再開について(2021年10月より新規申請再開予定):https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_13082021.html
◇留学生のマレーシア入国条件などについて(2021年9月6日更新):https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_19062020B.html

3.マレーシアの現在の状況

現在、外務省はマレーシアに対して「感染症危険情報レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を発出しています:
外務省海外安全ホームページ:マレーシア:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_017.html#ad-image-0

ロイター社のCOVID-19トラッキングサイトによると、マレーシアでは1日平均19,226人の新規感染者が報告されています。新型コロナの世界的な大流行が開始して以来、同国では感染者2,049,750人、死者22,009人が報告されています。
在マレーシア日本国大使館によると、現在マレーシアでは、各州で状況は異なるものの、5月以降、クアラルンプール首都圏及びスランゴール州を中心として新型コロナウイルス感染者数が増加しており、マレーシア政府によると、同地域を含む一部の地域において、入院病床のひっ迫が報告されているとのことです。

出典:ジョン・ホプキンズ大学CSSE

3. 参考・引用リンク

◇在マレーシア日本国大使館:https://www.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
◇マレーシア政府観光局ホームページ マレーシア入国に関して:https://www.tourismmalaysia.or.jp/news/important_20210331.html
◇外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
◇マレーシア渡航情報(入国許可証、ビザ申請、航空券手配、プレミアムサービス隔離ホテル手配、PCR検査等の手続き手順):https://www.tokutenryoko.com/news/passage/11229#entry_restrictions
◇ロイターCOVID-19トラッキングサイト:https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/malaysia/

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