シンガポール:最新入国情報

シンガポール

日本でのマスク着用については、屋外では原則不要、屋内では原則着用となっていましたが、2023年3月13日からマスク着用は個人の判断となりました。
入国(日本人の帰国も含め)に関しては、日本に入国するすべての人が、Visit Japan Webより検疫手続きの事前登録を行なうようになっています。
コロナに関する規制のほとんどが撤廃されたシンガポールへ入国するには、どのようにすればいいのでしょうか。
新たにシンガポールへの赴任等が決まり入国される方も多くなると思います。
そこで今回は、2023年4月1日現在のシンガポール入国に関する最新情報を紹介します。

シンガポール最新入国情報   

   著者:マレーシアgramフェロー Malay Dragon 
公開日:2023年4月23日

入国要件

現在シンガポールへ入国する旅行者は、以下の入国要件に従う必要があります。

【コロナ規制】
シンガポールに入国する旅行者には、ワクチン接種状況など、コロナに関する規制はありません。ただし、その他の公衆衛生の要件や一般的な要件は変わらず、それを守った上で入国しなければなりません。

【黄熱病】
シンガポール到着前の過去 6日間に、黄熱病の感染リスクのある国を訪問した人は、黄熱病の国際予防接種証明書を提出しなければなりません。

【一般要件】
 ●パスポートの有効期限
  パスポートの有効期限が 6カ月以上あることが必須です。

 ●ビザ
  ビザが必要な国や地域からの短期旅行者は、 ビザを申請する必要があります(日本人は必要ありません)。

 ●SG 到着カード (SGAC)
  シンガポールに入国するすべての人は、到着の3 日前までにSGAC 申告書を記入し、オンライン申請する必要があります。 

入国後の規制等

短期滞在者は、入国後のビジネスや、専門的または給与の発生する活動に従事することが許可されていません。オーバーステイも罰せられますので、e-Service を使用してオンラインで訪問パスの延長を申請できますが、承認が必要となります。

また、新たに雇用パスを申請する予定の方は、最新の COVID-19 ワクチン接種が必要で、日本人の場合には日本で入手した「COVID-19の予防接種証明書」が必要となります。

コロナ感染対策

現在シンガポールではコロナに関する規制はほとんど撤廃されました。

公共交通機関や屋内、屋外でのマスクの着用義務はありません。現在、屋外ではほとんどの方がマスクを着用してませんし、MRTなど交通機関の中などでは半数ほどの人がマスクを着用している感じです。         

外食についても全ての外食が通常に戻っています。ホーカーセンター(屋台)でも、コロナ前と変わらずに食事を楽しめます。

イベントやナイトライフでは、ワクチン接種の制限なくすべての方が楽しむことができ、以前と変わらぬ盛況ぶりに戻っています。

シンガポール滞在中にコロナに感染した場合は、無症状であっても以下のことを守り、社会的責任を果たさなければなりません。

 ●マスクを着用する
 ●人混みをなるべく避け、社会的な交流は最小限にとどめる
 ●病院や老人ホームなどには行かない
 ●高齢者など、健康に影響を受けやすい人と接触しない 

また、感染の疑いがある人は、ドラッグストアなどで販売しているセルフキットで陽性を確認できます。

楽しいシンガポール滞在を

マスクの着用義務はなくなりましたが、MRTの中などでは自主的にマスクを着けている人を見かけます。個人の判断で着脱しましょう。4月から新生活が始まった人が多いかと思いますが、楽しいシンガポールライフを満喫してください。

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